そんな、たんにボクは深い愛をもって彼女達と接しているだけさ。
[クレメンスが行う動作を観察しながら、その声に耳を傾ける。
呪の言葉を聞きながら、筆によって描かれる文字を見ると]
ふむふむ、呪文の言葉に、文字を組み合わせて。
それの意を使う?言霊の一種?いやそれとも違うような?
なるほど、なかなか面白いね。
[水の弾丸は現れた土壁に防がれ、口端をあげる様子の相手に]
お手や和からにお願いするよ。
[言いながらも応じる態勢をとり、ウンディーネに目配せをした。
再度かかれた文字から呼び出されたのは、柳の枝。
ウンディーネが杖で足元の水を突くと現れたのは水の壁。
けれどもそれは、わずかに勢いを弱まらせる程度ですぐに突き破られ、身を捻り頬を掠める]
さすがに水では分が悪いかな。
っと、ハニーを攻めているわけではないよ。