て、ちょ。何だよ、それっ![生み出された焔の龍に、蒼の瞳が見開かれる]っとに、もう!合格とか覚悟とか、勝手だってのに……![がじ、と頭を掻きつつ吐き捨てる。それでも、迫る龍を見据える蒼は、真摯]でも。なんもしないで、ただ、やられるのは、性に合わないんだよな……。[低い呟き。風が、周囲に渦を巻く。呼吸を整え、意識を沿わす。負けず嫌いの気質は、微かな恐怖心を押さえつけて]……『舞い上がれ』![同調した風へと、呼びかけた]