[クレメンスの横を過ぎる魔力の光、行き先は…たぶんどっか]
はっはっはっ、ボクも危ないところだったよ。
いやぁ、すごいね。
さすがは導師をしている人なだけはある。
[笑いかけながら、左腕は垂らしたままに、拍手こそはできなかったけど。]
手荒な方法ですまなかったね、けれどもとても楽しい時間だったよ。
[肩の上の黒猫はじーっと、魔法の飛んでいった先を見ている。
下手なことになってなければいいけどと思いながら]
ああ、クレメンス君はいける口かい?
[右手で口元にグラスを傾ける仕草をしながら]
もしよかったら、この後一緒にどうだい?