そうかい?ボクも詠唱が遅れればまともに食らっていたわけだし、
ほら、このとおり怪我もするわけだしね。
[そう言って、焼け爛れているはずの左手を上げて見せたり。
怪我は治っていないが、動いてることは異常とも言えるだろう。
その左腕はクレメンスによって癒され。手をにぎにぎと]
すごいなぁ、治癒もこなせるんだねぇ。
[自分の左手とクレメンスの左腕を交互に眺めて]
楽しんでもらえたなら何より。手荒にしたお詫びにボクからのおごりだよ。
[右の手の指をぱちりと鳴らすとその右手には酒瓶、
左の手でさっと空間に文字を描き、ぱちりと鳴らすと机と、椅子が三脚。机の上にはコップが三つ。]
それじゃあお酒は思いっきり奮発したものを出させてもらったよ。
[クレメンスに椅子を勧めながら自分は向かいの席に、肩の上の黒猫は女性の姿になると残った椅子に*座った*]