[>>1255 返る言葉に僅かに金の眼を細め。それから、『あの時』の話に一つ、息を吐いた]……彼女が相当、不安定な存在だったのは、ま、何もなかった頃の俺でも感じてたけどな。[発現こそしなかったものの、司の血を取り込み力の片鱗は潜ませていた身。近所付き合いもあった彼女の異変は、僅かに感じてはいたけれど。後で、『桜』の記憶を受け取って呆れたのもまた、事実。その干渉の仕方も、それを許した『桜』の子に対しても]ま、確かに、考えすぎても仕方ない、が。……で、これからどうするつもりだ?