人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


研究生 エーリッヒ

そだ、ね。
たまには、お茶のみにくればよかったんだ、よ。

[いつでも会える心算でいたのは、自分も変わらないけれど、そんな事を言って。
返される言葉を、ほんの少し翠を細めて、聞いた]

……うん。
いたかった。
自分でも、なんでって思うくらいに、いたくて。

とーさん、見捨てて。かーさん死んだ時も、こなかったひとで。
……でも、大事だったんだって、わかっちゃった、から、なんだろう、けど。

[綴られる言葉は、途切れがち。夜闇を抱える手に、力がこもる。

深々と下げられる頭と、謝罪の言葉。
夜闇の猫が、にぃ、と鳴いて。

直後に、文字通り──とけた]

(1265) 2011/01/19(Wed) 01:34:02

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