シスター ナターリエ

◆ENDRP

　あたしが捨てて来たのは、迷いだけだったけど。

[手を伸ばし、黒髪を撫でる。
落ち着いているのだろうけど、支えたくて。]

　ん。

[切欠となるやつ、が、嫉妬した、薔薇のピンの人の事だとわかった。
でも、もう胸を焦がす気持ちはなかった。態度で声で、気持ちを示してくれていたから。言葉は、もらえなくてもいいと思っていた、けど。]