〜〜っ…![緊張したように身体は時折強張ってしまう。彼の触れる位置は自身ですら知らぬの未踏の地。経験したことのないものの訪れが続いてくらくらと、眩暈ににた何かが襲う。]――…ぁ、…っ!![少し歪な中指に探られ続ければ背に回していた左手を口へと移動させて声を抑制する。揺れる世界、白い世界に金の髪が映える。向けられた笑みに油断をすると彼の顔が沈む。]だ、―― …だ、め[そんな所、と本当に困った顔をするだろう。けれど揺れる心と熱い身体は甘い蜜を滴らせる。]