[エーリッヒの腕は、その一部がなぜか紛失していたが、大部分は自衛団が保管することになった。「この悲劇を忘れぬように」団長への弔いの言葉と同時に、そんな戒めが訓示とされて。暫し死んだものらへ、黙祷が捧げられるのだった。]