気にするようなこと言う方が悪ぶふぁっ
[魔力の炎故に延焼を起こすこともなかった上着をまともに顔面から受け、たようで実は左で止めつつも。視界を塞ぐことは避けられなかったか、そのまま無防備に投げ払って、気付く]
[地に転がったままの自身に振り下ろされる巨大な斧の刃。
直撃を受ければ斬られるというよりは断ち割られるだろうか]
俺は自己回復できないんだから!
ていうか死ぬってそれは!!
[咄嗟、ガトリングガンを眼前に翳す。
右で持ち、左は咄嗟故に腕で支えるが為に傾いて]
もー…幾ら能力者でも限度はあるんだよ!!
[勢いと重量とに恐らく斧は鉄銃に僅か減り込んだだろう。
それを意に介さず、寧ろだからこそ。銃のモーターがフル稼働を始め、地に向けられていた銃口から勢い良く気が射出される。
その勢いを利用して斧を弾き飛ばし、尚且つ自身も起き上がろうと]