えー、このくらい受け止めてみなさいよ。
[判断基準が全て自分なのは仕方無いことなのだろうか。周囲が治癒力の高い者ばかりとなると加減を忘れてしまうらしい。尤も、普段から加減と言うものを知らない人間なのであるが]
おおっとぉ!
なぁんだ、結構やるじゃない。
[銃身で受け止められ、尚且つ(気弾の手を借りたとは言え)跳ね返して来た様子に僅かな驚きと感心の色。弾かれた巨大斧は空中で右手により制され、そのまま右肩へと乗せられる]
こりゃ遠慮せず行けるかな。
[遠慮なんて今の今までしてなかっただろうにそんなことを言って。肩に乗せていた巨大斧の先端を、ズシンと地面に下ろした。そうして、動く右肩をぐるぐると回す]