[本来はもう一撃あったのだが、それを為す前に巨大な岩は砕かれて]おぉお!?あれ、あっちに居たんじゃー。[暢気そうな声が青年の耳にも届くだろう。その間にも砕けた岩は青年へと降り注ぐ。咄嗟に左足を踏み出し、巨大斧を縦に構えたままバックスピンの要領で回転、巨大斧の刃の腹で降り注ぐ残りの礫を遠くへと弾き飛ばす。風圧で地面に落ちた礫もいくつかは吹き飛んだだろうか]だいじょーぶー?[回転の勢いのまま巨大斧は後ろへと放り投げ、女は青年の埋もれた場所へと]