研究員 ハインリヒ

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>>1621ブリジット
[ブリジットの返答に、紺青を細めて笑うと
そうかい、お嬢さん。と揶揄う口調で言ってみた。
その発想が　とても　なんか　可愛いな。ご令嬢。]

――…そうかい。

[その言葉に、安心したように笑う。
寄りかかる重みが心地良い、
気持ちを許してくれたのだと解かる仕草が]

…愛しい…ね。

[零れた呟きは無意識なものだったかもしれない。
いばら色の眸が伏せられると目尻をなぞるように頬を撫ぜて。
一度目の口付けは、啄むように。二度目は、それよりも長く。]