人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


研究生 エーリッヒ

─教会─

ああ。
名を、教えられてはいなかったのでね。
楽器の弾き手である、というから、私は奏者殿とお呼びしていた。
……大切な友だと、言っていたよ。

[>>1651 首を傾げる少女に、当時を懐かしむよにこう説明して。
涙ぐむ様子に僅かに眉を寄せた所に向けられた、問い。
白猫が首を傾げ、青年の碧に怪訝そうな色が浮かんだ]

ああ、エリィ……エーリッヒの研究の引き継ぎもせねばならないからね。
数日滞在したら、大学に戻らなければならないな。

後ほど、書籍を引き取りにもう一度来るつもりではあるが……それが、どうかしたかな?

(1663) 2011/01/19(Wed) 23:31:06

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