>>1649>>1650>>1651 エーリッヒ[喉仏が動き音が近くで聞こえる。]貴方がこれからする事…?[何が解ったか、と問われればやや疑問の残る言葉で返し、汗ばみ張り付いた髪を払う指先は悪戯な子。大胆だと気付いてもいない様子の瞳は彼を見る。][彼を見て――ひときわ輝くシリウスが重なる。]…えぇ。[騎士と姫の恋慕なんて、物語だけの話。だけど不思議とここにある気がしていた。誓いとは違う口付けは、恋人の証。]