っっ…、…[太腿の間、熱を感じて強張らせると解ったように宥められて、ひとつ息を吐く。]あ、――ッッ[高い声がひとつ上がる。][愛してる、なんて言葉では表現できないほど彼が愛しくて大切で、仕方なかった。だから返す言葉が浮かばなくて、火照る身体が勝手に荒い息を口から漏らしていく。内に押し寄せる波に堪えきれない涙が一筋、頬を伝う。]…――…痛ッ、…[侵入を阻む壁に触れられれば思わず身を強張らせて金色の髪を、緑色の瞳を見上げた。]