[軽妙なやり取りに、思わず笑みが浮かぶ。
投げられた問いかけには、は、と一つ息を吐いて]
ま、私も似たようなものですね。
ここは、どうやら界と界の狭間なす場所。
複数の世界に対し、門を形成する空間のようですね。
ある意味、私たちの住まう『流浪大陸』に近しい特性を持つのやも知れません。
[さらりと説明を返しつつ、ぐるりと周囲を見回し]
……それはさておき。
かような場所で、貴殿に会えるとは思いませんでしたよ。
これも、双女神のお導き、という所でしょうかね。
[再び、視線を戻し。
向けたのは、どこか楽しげな……それでいて、何か企んでいるかのような、何とも評しがたい、笑み]