[蹴られた豹は身を翻し、とんと着地。傘を広げてふわふわ降りてくるアーベルに唸り声を上げ――]『そろそろ止めたほうがいいのでは』……あぁ、忘れてたぁ!えっとぉ……[主のほうはと言えば話し込んでいたせいで、肩口の傷を見つけるのが遅れてあたふた。なんとか豹を還してから、アーベルの落下地点まで駆けていく]