[灯った光は十五個。その一つ一つが、十五属性を象徴する宝石の色を織り成し、黒衣の周囲を巡る]いえいえ、貴殿は、一部ではとても有名なのですよ。誰も成し得なかった事を、やってのけたのですから。[呆れの響きなど、全く意に介した様子もなく、綴られるのは楽しげな言葉]まあ、そう仰らず。私としては、どうしても見ておきたいのですよ。……貴殿の力の程を。安心して、託す事が叶うか否かを、ね。[最後の部分は、ごくごく小さな呟き。直後、その表情が引き締まる]