人狼物語 ─幻夢─

64 滄に揺らめく銀鏡


小説家 ブリジット

………ぜ、る。

[涙を拭う指の感触が離れて、次に触れたのは、彼の唇だった。

ゆっくりと、届かぬ声を伝えるように。
彼の顔を、じっと見つめて、その姿が見えなくなる、最後の一瞬まで、ずっと見つめて。

そして、彼がいたそこは、光だけを残して、その姿を、消してしまった。

今のは、夢だったのか。現実だったのかわからない。

けれど…最期に、会いにきてくれたと、そう思うと。
余計に、涙が止まらなかった。**]

(1695) 2011/01/19(Wed) 23:49:21

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