>>1776>>1777 エーリッヒ[ありがとうも、ごめんなさいも。彼から知っていった気がした。愛おしいのに痛むのは、きっとこれは幻夢だから、心が奥 泣いている痛み。彼への思いが開かれたのにもう共に生きられない現実が迫る。だからこそ背にかける指先に力が籠って ――いかないで、逝かないで。]…っ、…[交わる魂と心。ああ、感じている。現(うつつ)とはかけ離れている。]こんなに…好きなんて