おたがいさまじゃない。ね?[誰に言うとも無く呟いて。もう一度その場に寝転がった。そよそよと風が吹く。それに乗って届く桜の香に、ついと目が細まったけれど]まあいいや。すこしおやすみ。[再び瞼を下ろして。今度こそ微睡みの*裡に*]