[記憶を頼りに歩く、その頭上から唐突に落ちてきた声>>1820]……え?[視線を上げて、気配を感じさせないまま現れたその姿を捕らえようとすれば、映るのは光のように溶ける白羽。それらが示す物は一人で]あー、やっぱりこっちで合ってたのか。[顔を上げて声の主を捉えて、思ったとおりの姿に笑みを浮かべる。探し物が何か、を言外に滲ませて]