研究員 ハインリヒ

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>>1797ブリジット
[舌を出す所作には少し情けなく眉を下げて。
肩を竦めてみせた。ＩＦやると間違いなく庶民飯でｓ]


―――…　……、


[呼ばれる名に、ふつと湧き上がる感情は二つ。
そのまま甘い響きに委ねて流れてしまいたい気持ちと…
―――…それから。
返すように呼ぶ名は、思惑を表すかのようにせつない響いて]

――…　き…だ。

[途切れた声は掠れ、
抗えぬ想いは、言葉の代わりに薄く開かれた唇の奥へ。
息継ぎすら忘れていたかもしれない、想いは――…
深く触れ合わせて、浮かんでは、言葉と共に沈む。]