[間の抜けた音と共に、異様な感触は抜けるものの。異様な気だるさに、思わずぐったり]……いや、べつに。無理に知りたいとか、おもわねーし。[へろへろになりながらも、それだけ返して。じいい、と見られているのに気づくと、じり、と後ずさった]……まて。とりあえずまて。さすがにこれいじょーは、しぬ。[理屈で理解しているわけではないが、本能的な恐怖感がこんな言葉を口走らせる。そのまま、じーりじり、と後退していくが、逃げられるかどうかは、*神のみぞ知る?*]