[>>1958己の独白めいた言葉に返るのは、 否定でも許容でもなく無言。 故にこちらの瞳に浮かぶのは、僅かな混乱。 ちがうのか。と。 かすかに動いた唇は、相手に伝わったか、否か。 >>1959と揺るぎなく返る言葉は、理解出来てもさらりと納得できるものではない] 自分を脅かすかもしれない存在の成長を喜ぶんだから、 お前はやっぱり変わってる。 「特異点」……それはどんな役割だ。[はっきりと眉根を寄せて問う、やはり少し、唇を尖らせて。 答えなど返らぬと思っても、口にせずにはいられなかった]