ちっ、正論だが……いけすかねぇ。[先の討ち払うと言う言葉もあってか、相手に対して嫌悪の念が多く渦巻いている。隠すことなく舌打ちすると、銀の背に広がった翼に藍を細めた]熱……ちっ、物理だけじゃねぇのかよ。仕方ねぇ。[何度目かの舌打ちの後、右手が側頭部に触れた]<補助プログラム起動。風鬼モード>…来いよ、そのふざけた面、殴りつけてやんぜ。[その背に巻き起こるのは、一陣の風]