……わかっていた上で、ですか。
それは、その状況では已む無し、と言えるやも知れませんけれど。
……彼の胡蝶の君だからよかった、と言える部分もありますが。
よりによって、とも言いたくなりますよ。
[直に関わるを避けながら、けれど、不可欠とも見なすもの。
容易く喪失する存在ではないと理解しつつも、損なわれては困ると思う存在。
それを、言葉で説明する事はしない、けれど]
……ま、自分から申し出た、という事は、彼の方も傷を負う覚悟はしていたんでしょうから、そこを論じはしませんけれど。
[怪我を負わせた、との言葉>>2257に、再度息を吐き。
後一つ、二つ、小言を重ねるか、と思った矢先の謝罪に、ひとつ、まばたいた]