/*[首を傾ぐ執事に、つられるようにして、こてり。腕の中でみゅんみゅん鳴いてるカーバンクルに、すりすり頬寄せて、――でも背後の亡霊には気付かない。…まぁ、数年間も体内の魔に気付かなかった人間ですから。]