[苦笑と共に返される言葉>>3649をじ、と聞く。
言葉はどこか、頼りなげにも思えたけれど]
…………それ、なら。
[絡め取られたままの手にかかる力から感じる安堵と、何より]
……信じる、から。
だから。
……無茶は、しない、で。
…………喪うのは、いや、だから。
[触れることで安堵を感じさせてくれる存在は、他にはない、と。
そう、思えるから、一番の想いを言葉に変えて、それから、目を伏せる。
荒れていた感情が凪いできたら、文字通り形振り構わない状態になっていた事を改めて自覚して。
それへの決まり悪さやら何やらが今になって感じられ、先ほどまでとは違う居た堪れなさを感じるけれど。
だからと言って、離れる事は、自分からは選べなかった]