[この場で、この状況で予想外の言葉>>3934に、瞬き一つ]
いや、これ以上でかくなろうと思わんし。
て、そういう意味じゃない、か。
[ぎりぎりで避けたのはわざとだと、それは理解できたから、その言葉の意味するところは「力の器」として捉え]
選り好みって言うか、こういう事に慣れてな……
[言いかけて止まるのは、目の前、放たれた矢の行方]
[起動の読めないそれを全て弾き落とすのは不可能で]
っ、てー……
[三本までは何とか躱した。残り二本、一つは左肩を掠め、もう一つは右腿を射て]
[だけど、痛みは詠唱の妨げにはならない]
『雷鳴、我が手より出で、かの者を捉えよ』……って、めんどくせえ!『ライトニング』!!
[声と同時、楽士に短剣の切っ先を向ける。二本の雷、螺旋を描いて正面から楽士へと*]