[あの時ベルナルト>>3:*23が出した結論には、特に異存を挟むでもなく、頷くような色を返した。
メーフィエ自身、オリガが何らかの「力」を持っているとはっきり知っている訳ではなかったから、直ぐに彼女を殺さねばとは思っていなかった。
心に抱いていない訳では無かった。
もし彼が「どーにか」できなかったら、と。
けれどそれをコエに出すことはしなかった。
こう見えて、と明るく告げた彼>>*17を、信じなければと思った。
ベルナルトなら大丈夫だと、信じた――言い聞かせた。]
そうね。そうだよ。
三人で、一緒に生きて、出るんだから。 ―――…一緒に。
[そう信じながら。
柔らかい笑みと共にアレクセイ>>*3:24が告げたことにも、努めて屈託なく、口にした。]