―翌朝―
[部屋へと]
ナターリエお姉ちゃん……全部終わらせれば……、
みんなは満足…なのかな?
[まだ小さくとも、その身と心は獣の性質も合わせもっている。
けれども、人として生きることの大切さを捨てたつもりもない、ないけれども、
そう思わずにはいられず聲にだしてから、聲の先の相手がまだ決意のままに行動にでてることは知らずにいた。
自分もまた、生きるとともに、そのために必要なことを…やらなければいけないことを。
そうさせたのは、向こうだ。
ただ、生きるのに必要な仕方のない、最小限を得るだけでも十分だった。
少しくらいの飢えと乾きも我慢してきた。
それでもだめなら、それは自分たちを否定されてることだから]