ごちそうさま。
お部屋にもどしてあげたほうがいいかな?
[特に深い理由なんてない行動だった。
先ほどよりも軽くなったその体をひきずっていきながら、廊下の途中で人の気配を感じて、
見つかったらまずいと、別に運ぶことは重要なことじゃなかったので死体はそのまま置き去りに、
仲間のものに比べれば、拙い狩はそこで終わり、部屋へもどると綺麗に血のあと拭っていく。
身支度を整えるのも、立派なレディーの嗜み]
ゼルギウスおじちゃん、おいしいかったよ。
でもちょっとだけ…かなしいね。
[改めて知り合いを食べたことを思うと急にそんな思いがわいてくる。
飢えや渇きがいくらか満たされたからかもしれない。
満腹になって身も綺麗になると早々に今度は自分が眠気に襲われる番になって]
おやすみなさい。
[そのまま眠りについた**]