[額に当てた手の下で嗤う]まったくな。泣かれたりするのは苦手だってのに。[赤猫に問われて、その時のことを思い出す]爪?何か手を伸ばしたら伸びたんだ。今は別に普通なんだけどな。[下に落としている手の方を見た。本当に普通の手だ]