―深夜―[灰銀が狩りを終えるまでは、そわそわと部屋の内と外を交互に覗っていたが、リヒトが来る頃には無事狩りも終わっていた為、外にだけ集中できるように扉の近くの壁に背を預けていた。]ん。ゆっくりさせてもらったからね。リヒト君もゆっくり食事するといいよ。[かけられた言葉に、へらりと微笑んで入室を促す。2人の間、交わされる会話に、子どもが女の子だったらリヒトに任せても良いといった言葉を、前言撤回したい気持ちに少しだけなったりしつつ、謂わずに置いた。]