[いーち、にーぃ、さーん、と作り為すクナイを弄びながらその数を増やしていたが]
っとぉ、それはちときつい、かも?
[うねる雷に増やしていたクナイを一つずつ床へと投げ刺す。
五芒星を描くように投げ、最後の一つを投げつけた時]
いでででででででで。
[発動までは間に合わず、雷が身体へと絡みつく。
ビリビリと、痺れる身体を叱咤し、最後のクナイを五芒星の中央へと投げ付けて]
やっぱこの方法はもっと早くからやってないとダメ、だな。
とりあえず発動だけはして、と…。
[直後、揺れと地鳴りを響かせながら、五芒星とその周辺から大小様々な岩礫がせり上がり始めた]