うん、分かった。[エルナは、特別に優しい言葉をかけてくれるわけではない、けれど、心揺れる少年を頭から否定もしないし、忠告は与えてくれる。彼女が、少年をどう思っているかは分からないが、突き放しているようでいて、相手の意志を尊重するように見える態度は、少年をどこかで安堵させていた]エルナさんも、気をつけてください。[囁きには、そんな想いが零れて滲む]