情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―ギュンター宅―
[頷くイレーネを見て、彼女が兄に話している間、ちらと先程見ていた場所に目を向ける。
すぐに視線を外して、やり取りが終わるのを待った]
―ギュンターの家―
[ゼルギウスの視線の意味も分からないまま]
[ユリアンの後を追うミハエルの背を見ていた]
ああ。昨日言っていたやつだね。
ありがたいな。
分かった。では先に戻っているよ。
[妹は泣いていなかったけれど拭うように頬を撫でる]
[母の仕草は多くをそのまま身に覚えていた]
[肩から手を離しイレーネに微笑み返す]
[ゼルギウスに軽く会釈すると出入口へと向かった]
―自宅―
よっし。
とりあえず次の本に取り掛かろう。
[状態が悪くなる前に写すことも重要な仕事だ。
そういう本は(散らばった部屋でも)まとめて本棚に仕舞われている。
その棚から手ごろな一冊を取り出すと、机において、新しい紙を広げる。
ペンを走らせる前にイラストの有無を確認し、花のイラストなのを見ればちょっと溜息を吐いた。]
一つしか描けないっての。
[まぁいいや、というような様子。
ゲルダが読むだろう本はちゃんと避けてわかりやすく置いたまま、机に向かう。
しかしどうも集中できずに、背へと手をのばしてぺちぺちと叩いたりしているのだった。]
─ギュンター宅─
(────ズキン)
!?
[俯き、過去のそのことを思い出して胸を痛めていると、突如鋭い痛みが、左手の甲に走る。
それは、まるで火に焼かれるような痛み。]
い、た…………
[思わずその場に座り込み、右手で左手を押さえ、かき抱く。
恐る恐る手を僅かに離し、左手の甲を覗き見ると、]
っ!?
[右手に隠された左手の甲には、華の紋様。]
─自宅─
そう。
もし、見ることが出来たら、その絵を描き直せるかな、なんて思ったりもしてるけど。
……ま、見れたらの話だね。
[華の話には軽く肩を竦めて。自身の言葉で縮こまるユーディットに柔らかな笑みは消えなかった]
そんなに、実現が難しいことなのかい?
笑わないから、教えてくれないかな。
ああ、どうしてもダメって言うなら、それ以上は聞かないけど。
……お相子、か。
[それもそうだねと、微かに笑む。
それでも、と内で思うのは、もう仕方の無い部分だった。]
え……?
[一人になったとしてもと言われて、少し言葉に詰まる。]
ユリアンが居なくなる事もあるの?死神は死神を刈るの?
[それは知らなかったので、そう尋ね返した。]
─道―
──、…うん。
[>>399 流れた前髪を指で弄り、頷いて]
わかった。
…、…エーリ兄には…伝えておくのだよ。
[ユーディが既にそちらに行ったとは、
知らぬままに引き受け]
ふ。それは──羨ましいだろう。と、
愛しい兄をもったボクは、胸を張ってやるのだよ。
[なるべく。いつもどおりに──首を傾げにやりと笑って、軽く手を振りかえし]
… また 。だ。
[踵返し肩越しに振り向き、そう言って村長の家へ戻る。]
─ギュン爺の家─
う、ん。よろしくね。
あたしも、すぐ行くから。
[わかった、と包みを受け取った兄が自分の頬を撫でる仕草は、幼い頃にしてくれた母のそれと同じで。
堪えていた涙がまた零れそうになって、俯いてそう兄に告げ。
兄が出ていくのを見送って、ようやくゼルの方へ向いた。]
待たせてごめんね、ゼル。
…行ける?
[そう言って首を傾げて。
手に持った包みを胸に知らず抱くようにした。]
─エーリッヒ宅─
……見れるなら、見てみたい、ね。
ディには、難しそうだけれど。
[花の『しるし』を持つ者が『周期』を越せるかは、文字通り『死神』次第。
だからこそ、紡ぐ言葉は小さなもの]
にぃ……。
笑わない?
あと、誰にも、言わない?
[それから、やや、上目遣いに見上げつつ。
ぽそそ、とこう問いかけた]
―道→―
[ウェンの家に向かう前のこと。
エーリへのことをミハエルが引き受けてくれて]
頼んだ。
こっちは別にできなくても大丈夫だから。
[一応そんなことを返す様は、先ほどのこととあって、軽口のようにも見えたかもしれない]
兄妹か、
頼れるものがいるのはいいことだ。
[言葉と共に微かな笑みを返して、そして互いにそれぞれの向かう方へと。
自分はウェンデルの家へと]
─ギュンター宅入り口付近─
[ユリアンと別れて戻った先に緋色の髪が立つが見え]
レナーテ。
[とっ、と踏み切る一歩を大きく踏んだ。]
イレーネは?
…… 落ち着いた、か?
[駆け寄って真っ先に尋ねるのは彼の妹のこと。
ポシェットとナイフに視線を落として]
─自宅─
そうだね、見てみたい。
でも、どうなるかは運だからね。
[誰がどうなるかなんて分かりやしない。そんな意味を込めて言葉を紡いだ]
うん、笑わない。
ユーディットがそう言うなら、誰にも言わないよ。
[見上げて来るユーディットに柔らかに微笑みかけ、頷く]
[何をどう取り繕ったところで、割り切るのは難しいのだろうと、
言葉にしながら思ってはいた。
自分の言葉にゲルダが驚く様子には]
『死神』の手が伸びるのは宿主か、『死神』を宿さないもの。
だから、ゲルダも心残りがあるのなら、なるべく早めに悔いは残さないように。
手伝えることがあるなら、手伝うから。
―ギュンター宅―
ああ、
[話は終わったようで、出入り口に向かうレナーテには片手を挙げる。
イレーネに行けるかと尋ねられれば首肯した。
家人に目礼をし、出て行こうかと振り返って。
視界の端、小柄な影が蹲るのが見えた]
……どうした?
―自宅―
……一体何さ。
[むぅ、と小さく呟いて。
叩いても収まることのない様子に、眉を寄せる。]
水でもかける…とか。
うーん…。
[悶々と悩みつつ、とりあえず席を立つ。
何がそこにあるのか、前に誰かから聞いたことはあるのだが、とっくの昔の話で忘れ去っているのだった。
扉にもちろん鍵はなく。
うろついていたときに、足元の確認がおろそかになったせいで、思わず躓き。
小さななだれを起こす音は、けっこう大きかった…。]
―ギュンター宅入口付近―
ああ、もう大丈夫だと思う。
[近寄ってきたミハエルの頭に手を置いた]
[反射的行動]
もう少し準備があるみたいでね。
ゼルギウスに何か薬を頼んであるとか。
先に準備していてくれと言われたよ。
ゲルダからのお弁当のパンも貰った。
[包みを見せる]
[包みの中には、普段実用的なものしか作らない自分には珍しく装飾性の高いランタンが入っていて。
それはスカーフの下に隠れている胸元に咲いた、淡い紅紫の、蓮のように車輪状に連なる小さな華と同じ形をしていた。
出来上げることが叶うかはわからないけれど、それでも。
未完成のものは、自分以外の目に触れさせたくなかった。]
(俺は)
(華の糧にすらなれそうもないけどね───)
[ユーディットが『刈り手』で無いならば、糧となることもあるだろう。けれど、自分はそれにすらなり得ない。『死神』の波動に耐えられず朽ちるか、『消滅』する『死神』に引きずられるかの二択]
[正直、糧になることが出来る者が、少し、羨ましかった]
もし、ミハエルも大丈夫なら。
一緒に行こう。悔いは少しでも残さないために。
[いつもと変わらぬようでいつもより少し深く微笑んだ]
ミハエルはエーリッヒにも伝えてきてからがいいかな。
私は家で荷物を確認しているから。
―ウェンの家―
ウェン、いるか?
大事な話がある。
[ウェンデルの家に着いたなら声を掛けて、
出てきたならば直接に、出てこなくても、そのまま声をかけるだろう。
どうせ中にいるだろうと、そう思っていたから]
村長が、消えた。
[死んだとは言わなかった]
『死神』の手に刈られた。
次は誰になるかは、わからない。
ウェンも悔いが残らないように、しておいたほうがいい。
─ギュン爺の家─
ベッティ?
[それじゃ、と周囲に挨拶していこうとして彼女が蹲っているのが見えて。
よく見れば手を押さえているその表情はつらそうだった]
どうしたの、ベッティ。
大丈夫?痛いの?
/*
直し直し。
蓮華草:イレーネ
勿忘草:ユーディット
蒲公英:
雪割草:
釣鐘草:レナーテ
占い師:ミハエル
霊能者:ゼルギウス
『死神憑き』:ユリアン、ゲルダ
『刈らずの死神』:エーリッヒ
─エーリッヒ宅─
[どうなるかは運次第、という言葉に、そうだね、と小さく呟いて]
……うん、じゃあ、リィにいにだけ、教えるんだよ。
そんなに、大げさな事じゃ、ないんだけど……。
[柔らかな笑みに、一つ息を吐いて]
……かあ様みたいに、なれたらな、って、それが、一番やりたい事なんだよ。
大事って思える人と、想い、紡いで、残せたら、って。
…………ディには、凄く、難しいけど、ね。
[最後の部分を口にする時には、ふにゃ、と少し崩れた笑みが浮かんで]
―自宅―
ん?ユリアン?
[とりあえず怪我はなかったのを確認し、扉へと。
ユリアンの言葉を聞くと、眉を寄せる。
また背が熱を持っているような気がした。]
消えた?
『死神』……のはなし、どこかで見た。
うん、まあ、わかったよ。
大丈夫。
僕の変わりはすぐできるからね。
[何せ場所さえあれば問題ないし、と笑って。]
ユリアンの方こそ、きのこ畑の管理、大変じゃない?
僕に気を使うよりも、ちゃんと自分のこともやっている?
─ギュンター宅─
[蹲り呆然としていると、ゼルギウスやイレーネから声を掛けられる。
我に返り、慌てて立ち上がると、]
ううん、ちょっと…………色々と、いきなり過ぎてクラっときちゃっただけ。
もう大丈夫だから、うん。
[両手を後ろで組んだ形で、手の甲の印は見えないように隠して、顔に笑顔を貼り付けてそう答えた。]
……ああ、そろそろ開店準備もしないとね。
それじゃ、わたしもこれで失礼するね。
[そう言って、返答を待たずにその場を飛び出した。
途中、立ち止まり話したりしていた面々を追い抜いたかもしれないが、一切声を掛けることなく走り去る。]
宿主、にも…。
[死神が自分に牙を向ける事もあるのかと知り、安堵と、より強い恐怖が同時にやってきた。
勝手に終われるかもしれないという安堵と、死ぬという事と、一人になるかもしれないという恐怖に、ぎゅっと、服の胸元を握る。
手に生地がついたままだったが、構いはしなかった。
そして先ほど聞いた言葉を思い出す>>*52
刈った者が花になる、それは前に聞いていた事だけど。
見届けて欲しい、という言葉に、知らず首を振っていた。]
やだ…。いや…。
怖い……。
[微かに震えて。]
話したり出来る間、なんて言わないで…。
お願い、先に逝ったりしないで…。
―ウェン宅前―
ああ、本で見たことはあるのかも、しれない。
[もしウェンの記憶に残る一番大きな可能性はそこだろうと。
扉の向こうに見えた様子には]
片付け、しないとわからなくならないか?
[普段のこともありそんな心配の言葉をかけ、
自分の話題になれば]
畑は、まだ後継者、いないな。
すぐに作るのは、相手の問題もあるし。
[そう答えたりしながら、急激な立ちくらみを感じて、よろめいて地面に手をついた。
『死神』の力の影響によるものであろうか、影が伸びていくような錯覚を感じる、
その伸びた先はどこへと向かおうとしているのか。
すぐか、後にか、誰かにか…あるいは自分にだったかもしれない]
─ギュンター宅入り口付近─
ぅわ。
[ぽん。と頭に手が置かれた。慌てて駆け寄った勢いを殺す>>417]
…、今日は、良く撫でられる。
[手の下から瞬く翠が見上げて、少し、むう。と唸る。]
…ん。そうか。
うん──。わかった。
[予定については、こく。と頷いて]
お弁当つきとは豪勢だ。
[持ち上げられる包みに、ふふ、と笑って]
─自宅─
[伝えられたユーディットが望むもの。それを聞いて、濃い翠を瞬かせた]
想いを紡いで、残す───。
[繰り返すように言葉を紡ぎ。崩れるような笑みにつられるように表情を緩めた]
笑うはずが無いよ、それは。
素敵なことじゃないか。
でもね、もし……もし、だよ。
ユーディットにそう言う相手が居るのなら。
…ちゃんと想いは伝えるべきだと、俺は思うよ。
形を残せないとしても、想いは伝えて。
───その人に覚えていてもらえるように。
[ね?と言って微笑みかけ、ユーディットの頭を撫でようと手を伸ばした]
―パン屋―
[手に生地が付いたまま、服の胸元を握り締めた。]
やだ…。いや…。
[声はこちら側にも掠れ落ちる。]
怖い……。
[握った手は、微かに震えていた。]
すまない、ゲルダ。
そういうつもりじゃなかったんだ。
[不安そうにするコエを聞き、しまったと思ったときには遅かったのかもしれない]
ああ、ただ…
[コエはそれ以上続けられず、考えたのは次に伸びる影の先はどこなのだろうと]
―ギュンター宅―
[ベッティを心配するイレーネの声。
その腕に抱えられた何かにはちらと目を向けたが、特に何か問うことも無かった。
再び目を向けるのはベッティのほう]
気分が悪いなら……
[言いかけた言葉は、彼女の貼り付けたような笑みに遮られた]
……無理はするな。
[引っかかるものはあったが、そう声を掛けるに止める。
すぐに飛び出して行った彼女の手甲に咲く華を目にすることはなく、ただ見送った]
―自宅前―
多分写したこともあるんだと思うよ。
どこかにあるんじゃないかな。
……いや、その。あとで片付けるよ。
[至極真剣に頷いた。いつもより酷いのではあるが。]
大変でしょ、それ。
ユリアンは人の心配もいいけど、自分の心配をするといいんだよ。
――って、どーしたの?
[よろめくのに思わず近づいて、顔を覗き込もうと。
何に気付くこともないのに、]
体調でも悪い? ……。
[知らないはずの背の花が、警告のように熱くなった気がして唇を噛み締めた。]
─白雪亭─
[駆け込み、ドアを閉めると、そのままドアに凭れ掛かり座り込む。
今は、カランカランというドアの鈴の音も耳障り。]
……………どう、して。
[左手の甲。そこに浮かぶ華の印に視線を落とし、ぽつりそう呟く。
ぽたり、一粒の雫がそこに零れ落ちた。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新