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[先ほど分かれたばかりの蓮実に視線を向ければ、少しほっとしたように]
これで蓮実が何かあったら…、
ボクはどうしようかと思ったよ…。
よかった……。
うん、くる途中も…なんかいっぱい…………だった…気が……。
[どこか要領を得ない様子でしゃべる。
内心では複雑な感情がうごめく]
ただのお伽噺じゃない…?
[玲の言葉に、少し首を傾ける]
それは、あの小説と違う部分もあるって事か。
それとも…、
[何を問うべきかも、分からず言葉は途切れた]
…さっき言ってた説明って、何人、誰が集まったら聞けるんだ?
[頭に浮かぶ惨劇を振り払って、嗚咽は徐々に治まっていく。
ようやく頭が働き始め、周りの会話にも耳を向けられるようになって来るだろうか。
そんな折、琉璃が旅籠へ入って来るのが見え、安堵の色を浮かべる]
琉璃…良かっ、た。
…琉璃?
[様子がおかしい。だいぶ落ち着いた身体でそっと琉璃の傍へと近付く]
琉璃兄!?
[史人の声に慌てて振り返る。
黒の服についた、それでも血と分かるそれに小さく息を飲む]
涼ちゃんの、お婆さん。
ええと、結局誰だったのかしら…。
[涼の声にそちらも見つつ、困ったように]
とりあえず、誰が生きているかをの確認。
後は…雨がやめば外に出られるのか。連絡手段が本当にないのか
[一つ一つ指折り数えながら裕樹に言って]
やれることはある。まず痛い目にあわせるとか忘れたりとか
[冗談めかせるようにいって]
倒れないようには…当然。裕樹も何かあれば聞くぞ
[でしょ?とは蓮実にからりと笑って。]
臆病なのだって、生き残る上では有効スキルじゃない。
裕樹が言ってるけど、今は倒れない事が一番なんだし。
それに向かって有効活用できるものは使っとかないと。
[言いながら、ふと聞こえた生存者、には辺りを見回す。]
…ねぇ、ここのご主人、誰か見かけた?
[ふと今になって気づいた事を口にする。]
史人……。
[昔ながらの親しい幼馴染に声をかければそちらに視線を向け、その姿を目にし幾分か心に余裕ができたのか改めて蓮実の返答と合わせて周りを見回し]
榛名、玲も無事で…。
涼ちゃん、裕樹、利吉さん、小百合さん、も…、
[その名前を無事を確認するように呟いていき、改めて史人に視線を向けて]
遥、ああ、ボクの家の使用人の人なんだけど…。
[周りの人にも説明するように]
殺されてた……。
……あんたのトシを老人と言うのは、か、な、り、微妙なきがするんだが。
[からりとした笑いに、思わず返した突っ込みはズレていたかも知れない。
ともあれ、榛名が琉璃の方へ向かうのを見つつ。
自分も、そちらへと]
…聡さんも来たら、と思ったのだけれど。
あまり気分のいいものにはならないし。
[裕樹の言葉にはそう返して。
何が違うのかは言わなかった。小説で描かれるのよりもより直裁となるその言葉は、説明の時だけでいいと思った]
ゃ、やだ、りきっちゃん…!
だ、だって、だって…!
おかーさん、が、だいすきって、言ってた…よ!
もし、もし、しんじゃ…ってたら、
おかーさん、かなしむ、し、わたしのこといらないって…!
[震えがとまらなくなってしまう。立ち上がる。そのままドアに向かった。
れーちゃんの言葉は、聞こえたけど、なんていえばいいのかなんてわかんなかった。]
大丈夫ですよ。
七年間行方をくらませていてもこうしていますしね
[軽い口調で琉璃にそういいながらも、村の様子を聞けば、言わなくていいというように軽く頷く]
情けない部分がそういわれるとは思っていませんでしたね
倒れないようにはしますよ。何かあったときほど冷静に…と心がけてますしね
[だから小百合の事故があったときもすばやく対応していたわけだが]
主人…先程裕樹がいなかったといっていましたが…
[そこまでいって口をつぐむ]
……お前んとこの……遥さん、も?
[琉璃の返答に、眉を寄せつつ。
周囲とやり取りする玲の言葉に、そちらを振り返る]
……玲。
大丈夫か、お前も?
私は、来たばっかり、だから…。
[「知らない」と小百合に告げ。
近寄った先で琉璃が、家で見た惨状を口にする。自分とほぼ同じ状況。思わず琉璃の服の裾を、きゅ、と握り締めた]
琉璃…。
[服の一部の赤に眉を寄せる。
今の話しに、さらに現実感を覚えざるを得なくて]
…大丈夫そうで、良かった。
[告げる言葉は短い]
[駆け寄ってきた榛名と玲に視線を向けて]
ボクは…大丈夫…怪我は…血は………、
心配してくれてありがとう。
お水…ほしい。
お願いしてもいいかな?
[誰にともなくそう頼んだ]
[出来る事を指折り数える蓮実を見て]
なんだ。格好よい事も出来るんじゃないか。
まあ、忘れるのは論外として、だ。
[冗談にいつものように、けらりと笑う]
俺も今は大丈夫だ。
少なくとも、笑えるらしい程度には、な。
[孝博と聡を連れて村を見て回るが、そこかしこにあったのは、すでに事切れた骸ばかり。
その状況に沸々と怒りを溜めていたが、二人曰く外来の者の集まっているという旅籠に向かう。]
邪魔するぞ。
[そう言って扉を開けズンズンと奥へ。]
[利吉には僅かに微笑むが。涼の声にそちらを見て]
涼さん…。
[ただ必死な声に、それは以上聞くこともできず]
…うん、だいじょ、うぶ。
やらなきゃいけないことも。あるんだから。
やると、決めたんだから。
[詰まった声ではあったが、史人にもそう返した。
小さく手が震えているのには気付かないまま]
[声が聞こえた気がする。
でも、止まることなんてできなかった。
りきっちゃんは無事だった、でも見てないおばーちゃんが心配で。
椅子の分とか、ドアまでの距離とか、ドアがしまりかけてた分とか、そんなちょっとした障害で、りきっちゃんに追いつかれるのは、いつもよりも時間がかかることは、気付いていないけど。]
[走って走って、なにかに足をとられて、転んだ。]
これが格好よいといわれるのは予想外
いや、忘れて。主に私のために
[いつものように笑う裕樹にこちらも同じような笑みを返して]
まあそうだったらいいんだが…って
[涼の行動。それに続く利吉の動きに立ち上がり、追おうとする]
ご主人…誰かついてきてくれるなら、探しに行きたいところだが。
[小百合の疑問にはそう返して。
また何人か旅籠に入ってきた事に安堵の表情を見せる]
良かった。まだ無事な人間がいた…。
っ、や、だ…っ!
[あぁ、そうかって思った。
これ、だ。
白い棒みたいな人の腕、その先の体は赤い。
桜はこれだったんだ。
最初は、宮司さん。次は誰って、――]
涼!!
[雨が降っている。
視界がよく利かない。
すぐそばにいたはずの涼の姿がよく分からない。
自分が何処を走っているのかもよく分からない。
何も何も分からない]
涼!
何処だ!涼!
[もう一度大きく叫ぶ。
名前を呼べば安心する。まだ自分は忘れてないと。
なのに、この心に広がる不安ななんだろう。
自分には―――分からない]
[涼の様子にはやや表情を険しくするものの、利吉に任せるのが得策かと思い。
玲へと声をかける]
……お前の決意は、わかってるつもりだ。
けどな……お前一人が、背負う事じゃねぇ。
それは、忘れんなよ?
[静かに言って、入ってきた晴美や孝博、聡によ、と言いつつ手を振った]
死体だらけだ。
ああ、これぁ俺の血じゃねぇよ。
[自分の服を示して言う。]
誰か、死体だらけ、村の外に出られない、って以上の事を…、この村で何が起きてるかわかるやつぁいるか?
[琉璃の傍に佇み、新たに旅籠へと入って来た者達を見ると安堵の色が浮かぶ。生存者が居る。それだけでもありがたいことではあった]
晴美君、孝博君、聡君…。
無事、だった…。
…涼、ちゃん…!?
[入れ違うかのように駆けて行く涼の姿。それを追う利吉。自分は動けず、ただ見つめるばかりとなり]
ありがとう、玲。
[水を取りに行ってくれた玲を見送った後、飛び出す涼と利吉の姿。
追いかけようにもその姿はすでに見えなく。
今追っても逆に場が混乱するだけだとその場にとどまることにした]
おかえり、君達は…無事だったんだね…。
[入れ違いで入ってきた聡、晴美、孝博に視線を向ける]
あ。 ぁ……
やだ、やめて
やめ、……
[強い人。顔を、しぐさを、あたたかさを、思い出して、立ち上がる。でも、
――とめにむかうことなんて、できなかった。]
涼ちゃん?
[走り出しかけた涼の方を向くが、一足遅かった。
走り去る二人を見送りながら。]
…まぁおとーさんが、それこそ死に物狂いで保護してくれるわよね。
[ぽつり。
入れ替わりで入ってきた3人にはひらと手を振る。]
これで…ひーふーええと、12人かしら?
[言えばぐるると鳴き声が聞こえた。]
たす1匹、ね。
ああ、裕樹。ご主人探すなら私も付き合うわ。
[そう申し出た。]
[戻ってきた面々とすれ違うように、涼が飛び出して行くのに立ち上がりかけ。
けれど、追う人物の姿を見れば腰を下ろした]
…無事で帰ってきてくれれば良いが……。
[手は自然、祈るような形になった]
っと。すみません
[入ってきた晴美、孝博、聡にそういいながらも、扉を開ける
驚いていた間に反応が幾分遅れて]
涼さん!
利吉さん!
今は単独行動は駄目です。わかるでしょう
……うん。
[史人には素直に頷いて。
涼たちと入れ違いに戻って来た三人に、安堵と不安の両方を強くしながら]
…聡さんには信じがたいかもしれない話、でいいなら。
涼さんと探偵さんが行ってしまったけれど…。
[奥へと向かいながら、入り口を振り返りそう言った]
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