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知ってます。
触れられないのはこうして嫌でも知らされる。
でもっ!
[少し冷たくすら感じるブリジットの言葉に反駁する]
……心強く。
そう、僕は心が弱かった、から。
[ぐっと胸元に手を握る。
それからおずおずと伸ばされたブリジットとローザの手に触れた]
……なにしたって良い。
生きててくれりゃ、それで良い。
そう、思ってても…やっぱ、辛い…な。
[あんなふうになってるゼルを、見たことはなくて。]
…でも、やっぱ。
生きててくれりゃ、それでいいや。
[二人の手をギュッと握り締めた。
それはいつか、旦那がブリジットの手を握ってくれたように。
それはいつか、子供とブリジットが手をつないだときを思うように。
何も言わずに優しく。
ただ]
なら。
祈ればいいよ、生きててって。
何しても、どう足掻いても。
生きててって祈るしか、ないんだからさ。
[自嘲気味に笑いながら、ぎゅ…と強くクロエの手を握って。]
逃げられると思うか!
[逃げようとするロミルダを追いかけようとして。
背中に感じた小さく、だけど鋭い痛み]
[だけどそれを気にせずに走って、追いつきかけて手を伸ばそうとして]
……っ…
[視界が歪む]
[足がもつれる][それでも]
……お前、だけは
[伸ばした腕、伸びた爪は]
[ロミルダへと向けられて]
……、
[団員が見えなくなった後。
胸を押さえ眉を顰めた。
代わりが来るのは、時間の問題だろう。
は、と。笑うように息を吐く]
後は――…
[踵を返して内へと戻る]
ま。
色々と言っているけど、私だってヒカリが生きていて欲しいと願っているわけですよ。
わがままなことを叫んでもいんじゃない?
死んでまで、心を抑えるなんて、バカらしいしね。
それが、心を強く持つってこと。
マイナスだけの思考なんて思ってるもんじゃないよ。
挑まないってのはないな。それって死ぬっていう選択肢に繋がるしな
[きっぱりとダーヴィッドにそんなことをいいながらも、あたったのを確認して口の端を吊り上げ]
…で…ダーヴィッドさんは…なにを庇おうとしてんだ?
[遮ろうとするような動きをしたダーヴィッドに迷わず懐の短刀をだし、鞘から刀身を出し、抜いて突き出そうと…見せかけて。階下へとそのまますばやく降りる]
[優しく手を握られて肩の力を抜く。
ローザの声を聞きながら座り込むカルメンを見る。
どうしても心配顔になってしまうが、取り乱しはしない]
僕も。
カルには生きてて欲しい。
[ローザの言葉に頷き、目は瞑らずに祈る。
真摯に神に祈ったように。或いはそれ以上に強く]
お願い。
だ、め…!
[ロミルダを追いかけるハインリヒ。
声を聞いて手を伸ばしたが、足にすら触れることが出来ず。
壁にしがみつき再び立ち上がる]
[二人が駆けて行った方向へ、壁伝いながら向かって行った]
……人狼狩り……って。
[なんでいきなり、と。
問い返す余裕は、なかった。
飛んだ何かと、それを阻もうとする動きへの困惑と。
何より、下から聞こえた、甲高い鸚鵡の鳴き声]
……ロートス、どしたっ!
[慌てたような声を上げ、駆け出す]
[当の鸚鵡は、カルメンの様子にわたわたとしつつ。
その側に付き添うように、飛んでゆく]
うん。
皆、生きてて欲しい人がいるんだから。
生きててって、思うのは当然の権利だよね。
…生きたいって足掻くのも。
生きてりゃ当然の権利だから。
…たとえみんなが許さなくても。
あたしは、あんたを罪だと思わない。
[その場に居る者ではなく、視線の先に向けて呟く。届くことはないのは、わかっていても。]
…生きて。
…っ、
[後ろから追いかけてくる気配。
小さく悲鳴を上げて、それでも走った。
けれどロミルダの足が、ただでさえ男で大人のハインリヒに敵うはずはない]
……やっ、
[振り返ったときには、すでに手の届く距離までに迫っていて。
ぎゅっと目を瞑る]
[取り落としかけた赤子を、慌てて抱きとめる。
自身の手に、何も当たる感触は無かった。
それならば狙い通りいったのだろうと、眼の前の男の笑みからも確信し、軽い舌打ちを]
つか、知り合いが殺されそうになってたら、庇うだろ!?
…って、おい、それはこの子が危な――…っ
[両手塞がりでは応戦も出来ず、身を捩り不自然な姿勢でかわすのみ。
けれど、それがフェイクだと気付いたとして、追うには、踏鞴を踏んだ分、遅れが生じる]
[確かに痛みは走ったけれど、
それは身体の中心からは外れていた]
…っ、ふぇ…?
[痛みをこらえながら、ロミルダは目を開いた。
爪が掠めた左腕から血が流れ、ぽたりと床に落ちていた]
ユーラ、ローミュ、が、ハーリ、に…!
ハーリ、じんろー、なの!
[ロートスの甲高い鳴き声にかけて来たユリアンへと簡潔に言葉を紡ぐ。
ユリアンがその言葉を信じるかは分からない、けれどロミルダに危険が迫っているのも事実]
― 一階―
っと、カーラ。あんま無茶すんなっ
ちゃぁんと人狼は狩りとるしな。
[ダーヴィッドのことは後で、今はとどめを。と
フェイクによってダーヴィッドに止められるでもなく、一階へ上手く降りた朱蒼の疵もなく。特殊な力もなく。それに踊らされるだけのただ人という配役でありながら、躊躇なく行動をとろうと、カーラに一言いって、返事も聞かずに台所へ向かう]
あいっつ、どんだけ、場馴れしてんだ…!?
[予想外と言える程度には、滑らかな動き。
けれど、こちらにも、追わないという選択肢は無かった]
――…、
[後ろに聞こえるユリアンの声。
けれど、意識に留めるのみで、眼差しはハインリヒへと向かう]
……ハインさん、が?
[カルメンの簡潔な言葉に、ひとつ、瞬く。
それは、考えたくなかった可能性の一つ。
感情は否定に振れ。
『護り手』としての意識は、肯定に振れる]
なんか、よく、わかんねぇ、けどっ……。
[諸々、ごたごたした感情を、その一言でひっくるめて]
とにかく、ロミっ子があぶねぇんだなっ!
[それだけ言って、駆けた。
鸚鵡は、カルメンの側に留めたままで]
ゼーリュ!
ローミュ、たすけて…!
[無茶するな、と声をかけて直ぐに側を駆けて行くゼルギウス。
その背中に懇願するような声を投げた]
[視界が霞む]
[周りのざわめきは聞こえるけれど、誰が何を言っているのかは解らない]
[半ば獣のそれと化した腕に感じた感触]
[外した、と気付いて]
…この…っ…
[走ったことと、無理な獣化が毒の侵蝕を早めたか、間合いがつかめぬまま]
[腕を][振り上げて]
[だけど、その動きはどこか鈍い]
[離れ行く二つの足音]
…やっぱり、カーラ、なにも、できない…。
[やらなければいけないことを自分の手で為せない。
悔しさが込み上げる]
ローテュ…カーラ、どうすれば、いい、のかな。
[近くで羽ばたくロートスにぽつりと言葉を向けた。
星の細工を両手で握り、胸の辺りへと置く。
足はその場に止まったまま]
[駆けた先、見えたもの。
獣と化した、ハインリヒの腕。
それが、狙うもの]
……やめっ……。
[無意識、身体がそちらへ動く。
二人の間に飛び込もうとするように。
動かしたのは、自分の意思か、それとも。
いずれにしろ、右手はポーチの中に潜ませていたものを、掴んで]
[流れ落ちる血を見て、ロミルダの目にじわりと涙が滲む。
足の力が抜けて、へたりと座り込んで]
ぅ、…っく、
[右手で腕を押さえながら、それでも再び上がる獣の腕を避けようと、それ以上に緩慢な動きで後退る]
[カーラの「助けて」という言葉には返事をしなかったのは、意識的にできなかったからで。同じように台所へと目指す男二人とともに歩んでるつもりはないが、ただ台所へ駆け込んで]
― 台所 ―
[傷つき、血を流すロミルダの姿と、ふらふらながらも半ば獣化した腕のハインリヒが目に入り]
ロミちゃん。逃げろ!!
[ハインリヒの腕が振りあがる。それは距離以前に、殺すことはできても、護ることに長けてない...はただ声を発し、短刀を逆手に持つ…その横をかけ、二人の間に割り込もうとする人影がいた。]
[赤子を抱えたままでは、当然走る速度とて遅れる。
それでも投げ捨ても、降ろしもせずに、カルメンの横を抜け、台所へ。
途中、ユリアンにも抜かされて。
ハインリヒとロミの対峙を見るのは、その背中越し]
――…おいっ、ユーリっ!?
[その間に割り込もうとするヒトの名を叫んだ]
何事ですかっ?!
[喧騒の源は台所。
人の入り乱れるその場所に加わることは容易ではなかったけれど。
かろうじて、血を流す少女の姿は見て取れた]
[腕を振り下ろす直前、霞む視界を遮るように飛び込む影]
[僅かに聞こえた声に苛立ちをぶつける]
どけ!お前には用はない!
[払いのけようと腕を振って場を薙いで。
背後からの声に反射的に振り返る]
っ…邪魔を、する、な…っ!!
…なんだよ…あの動き
[横を過ぎていったユリアンをみて思わず足が止まってしまった。
それは行為そのものにも、そして動きについてもいえた。
あそこだけ、何か別の意思か。力が働いてるように見えて]
[払いのける腕は、後ろに身体をそらせて避ける。
が、避けきれず、爪が身体を掠め、紅が零れた]
……っつうっ……。
[痛みが走る。
傷は、浅いとはいえない。
けれど]
そっちがなくたって、こんなん、ほっとけねぇよ!
[苛立ちをこめた叫びの後、ポーチから引っ張り出した短刀を抜き放ち。
突きの一撃を繰り出す。
銀色の刃が、微か、光を跳ね返した]
[「捜す者」である子供に]
[腕を]
[だけど][もう]
[それが何処にいるのかわからずに]
[自分が何をしているのかさえ]
[もうわからずに]
っと、そんな場合じゃないか…ゲルダさんか。みりゃわかんだろ
[護れない己は、自分のために殺すだけ。と念を入れ
腕を振り回すハインリヒをみて、短刀を構える]
[もう一つ、また一つ、横を駆け抜けて行く足音と気配。
誰なのかまでは分からない。
先に駆けた人数と、今駆けて行った人数を数える。
今残る全ての者が、渦中へ向かったのを知った]
[自分以外の全ての者が]
……だいじょぶ、かな。
[ぽつりと漏らした声に、ロートスが小さく、くるると鳴いた]
ロミルダちゃん!
[少女の名を呼ぶ。
流れる血に。
困ったな。彼女が死んだら困るのに。
――してしまいそうだ。
そんなことを、何処か遠く、思った]
……っ!
[胸元に感じたもの]
[一瞬、それが何かわからずに]
[次いでやってくるのは熱も似た痛み]
……ぐ…っ…
[毒に霞んで見えぬ目を見開いて]
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