人狼物語 ─幻夢─


87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─

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メーフィエ

― 二階廊下 ―

[何時だったか、階下からの叫び声>>16は、微かに耳に捉えども。
それに応じて客室を出ることはしなかった。その時は未だ、出られなかった。

今漸く客室を出て、床に滴る水痕>>43に気付く。
他の客室の一つと、階段とを繋ぐように落とされたそれ。
目を階段の方に向けた時、下から響くふたりの男の声>>59>>65に瞬いた。
その声色から漠然と、誰と誰の諍いであるかは察せられた。
懸念はジラントだけでなく、サーシャにも抱くべきだったとこの時覚った。]

オリガさんを想う気持ちは。
変わらなかった、って、ことなのかな。

[『鬼』に喰らわれたオリガを見たのならば、あの様子も道理だと。
どこか痛ましく、けれどどこか冷めた心で、小さく零した。]

(74) 2013/09/11(Wed) 23:19:44

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

やはり、キリルさんでしたか。

[返る声>>73に、出ようとしていた足を止めてキリルが来るのを待つ。
硝子越しに紅い光差すこの部屋の中、迎え入れるこちらは笑みを返して]

…あなたは、変わりませんね。

『ゲーム』が始まって、もう何人も死んでいるのに。

[問うではなく、確かめるように声を向けた]

(75) 2013/09/11(Wed) 23:20:54

サーシャ

─ エントランス ─

[振り下ろした短剣はジラントの肩を掠めるだけ>>71
手応えの無さに僕は軽く眉を顰めた。
それでも、相手が手負いであるため優位にあると思い込み。
壁際に追い詰めた>>72のだと錯覚する。
相手を嘲うかのように僕の顔が歪んだ]

大人しく殺されてよ。
その怪我じゃ、碌に動けないだろ?

[身体の横に垂れていた右腕を後ろへと引き、ジラントの胸のど真ん中を狙って突き出す。
鉈が鞘から引き抜かれていると気付いたのは、攻撃を繰り出してからのこと。
僕の身体の左側は、失明しているのもあってかなり無防備だ]

(76) 2013/09/11(Wed) 23:22:47

【墓】 プラーミヤ

― 地下墓地 ―

[数自慢する気はない、と言われると>>+59]

そうだね、自慢することでもない。

[今度は至極まっとおな同意を返して、続く言葉には軽く首を傾げる]

ふうん、目的があったってことは、身を守っただけじゃないんだね。
もしかして、キミ、鬼なの?

[そうならば、なんとなく色々のつじつまが合う気がして、『彼』は、そう口にしていた]

(+60) 2013/09/11(Wed) 23:25:33

【墓】 リディヤ

 それは心配ね。

[宿屋のご主人>>+56も、優しそうな人だった。
娘を失ったことを知れば、きっと激しく泣くのだろう]

 とても魅力的だけど。
 残念ながら、ずっと泊まり続けるだけの余裕はないわ。

[私は苦笑しながら答えて、きょとんとする少女>>+57をもう一度見つめ]

 オリガさんよね?
 …私の名前、知らない?

[似ているけれど、違う子供なのだろうか。
それとも、彼のように、分かれているのだろうか。
探るように私は問いかける]

(+61) 2013/09/11(Wed) 23:27:26

キリル

― 三階/展望室 ―

[ガラス張りの外は、あの時みたいに赤い雨が降っていた。何時になったら止むんだろう]

……変わる必要、あります?

[言葉の意味は良く分からなくて、アレクセイさんに目を向ける。
笑みが珍しく思えるのは、ここ数日そうでない顔ばかり目にしてきたからか]

たくさん、死んじゃいましたねぇ。
オリガさんも殺されちゃったみたいです。

[唇に指を当て、他人事みたいにボクは言う。というか、他人事だった]

(77) 2013/09/11(Wed) 23:32:18

ジラント

はっ、あいにく、だが……

[窪んだ左目、なら俺と同じだ、と。

サーシャの右手がまっすぐ胸へと突き出されるよりも早く。
男の右手は、サーシャの首筋を左から強かに切りつけようと。]


  ―――そういう趣味はねぇさっ!!!

(78) 2013/09/11(Wed) 23:34:05

【墓】 ベルナルト

─ 地下墓地 ─

身ぃ守る、ってのもま、あったわな。

[それもないわけではないから、肯定はさらりと]

もしかしてもなんも、『鬼』役ですよ?
……ヤバそうなのは、早めに落しといた方が動きやすいと思ったんで、ね。

[そうする事で、場慣れしていない仲間たちの負担を減らそう、と。
そんな思いもあるにはあったが、形には終ぞせず]

……ま、見つけられて狩られちまったら、世話ねぇけどな。

(+62) 2013/09/11(Wed) 23:35:34

【墓】 ベルナルト

[言葉交わしつつ、視線はふと、どこかへ移ろう。

遠く、交わされるコエは、今も聞こえていて。

その内容に、僅かに目を細めた]

(+63) 2013/09/11(Wed) 23:38:01

【墓】 オリガ

[心配という彼女>>+61に大きく頷く]

――…余裕?

[彼女の思う事がわからないのか鸚鵡返しにして
続く問いかけに言葉を探す]

私はオリガ。
ふもとの宿のかんばんむすめなの!

[えへんと胸をはって少女は言う。
宿の客はその頃そういって撫でてくれたから
自己紹介に一番ふさわしい言葉なのだと思っていた]

でも、隻眼のあの人は別の人に呼びかけてたから。
もうひとり同じ名前の人がいるんだと思うの。

……あなたと、前に、会ってた?

[覚えがないと言う風にこてんと首を傾げる]

(+64) 2013/09/11(Wed) 23:38:19

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[紅い光に染まる部屋。
「男」の暗色の髪も、光に照らされ紅に染まる]

いえ。
ただ、羨ましいと思いまして。

[変わる必要を問われ>>77、頭を振る。
笑みは変えぬまま、続く声にも軽く肩を竦めて]

そうですね。

それがこの『ゲーム』における、ルールですから。

(79) 2013/09/11(Wed) 23:40:08

アレクセイ



だから。

あなたも、死んで下さい。

[すらり、剣を抜き放ち、キリルへと向ける。
これが自分の、『ゲーム』に勝つ為の、牙]


私に、喰われて。

(80) 2013/09/11(Wed) 23:42:04

【墓】 プラーミヤ

― 地下墓地 ―

ああうん、早めに落としておいたのは正解。

[やばそうだから、という評価>>+62には、こくんと素直に頷いた]

…でも、鬼は、まだ居るんだね。
だから、僕らもこうしてここに居るってことでしょう?

[ゲームに関する伝聞の中にも「鬼達」と、複数を示しているものもあったと、そう『彼』は覚えていたから]

気になるなら、見に行ってくるといいよ。
僕らは、本当に終わるまで、ここで待ってるから。

ここは、僕らには相応しい場所、だからね。

(+65) 2013/09/11(Wed) 23:46:15

キリル、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:52:14

【墓】 プラーミヤ

― 地下墓地 ―

[死の匂いと、淀んだ闇に閉ざされた場所…やがて終わる時が来たなら、この闇の底に沈んで消えるのだろうと『彼』は考える。

天国も地獄も信じてはいなかったけれど、明るい場所には行けないだろうという自覚くらいは、あった]

(+66) 2013/09/11(Wed) 23:52:17

サーシャ

─ エントランス ─

[窮鼠猫を噛む───。
その言葉が頭の中に残っていたなら、相手を侮りはしなかっただろうに。
僕の頭は他の者達を殺すことでいっぱいになっていた。
だから、僕の短剣が届くより早く相手が動く>>78とは思っていなくて、勢いよく迫る刃に右目を瞠った]

ぐっ…!

[死角からの動きには流石に対応が遅れる。
迫る刃から逃げるように反対側に身体を跳ねさせたが、首を護るために持ち上げた左腕に鉈の刃が深く、刺さった。
ジラントへ向けていた狙いも当然外れ、更には鉈が振り抜かれる勢いに身体自体が、飛ぶ。
勢いで左腕に刺さった鉈が抜け、紅を散らしながら僕は床へと落ちた]

(81) 2013/09/11(Wed) 23:53:38

【墓】 リディヤ

[鸚鵡返しに不思議がられて、私は自分の世知辛さに気づいた。
幼い子供が言うならば、うちの子になればいいという意味だったのだろう]

 私は、宿屋の仕事、知らないから。

[少し考えて、私は結局答えにならない答えを返していた]

 やっぱり、宿屋のオリガさんよね。
 隻眼の。サーシャさん?
 …ああ。

 もう一人と、会ってた。かな。

[子供返り。私はようやくその言葉に思い至った。
けれど、否定したら傷つけてしまいそうで。そう答えていた]

(+67) 2013/09/11(Wed) 23:54:02

メーフィエ

― 二階廊下→階段、一階付近 ―

[緩やかに段を踏み、降りていく。
慎重に足を運んだのは、「無茶はしない」という言葉を表すように。
声がした方の様子を一先ず目で確かめようと、階段の上からエントランスの方を覗き見れば。
そこにやはり居た二人の男と――舞う短剣と、鉈。]


っ、―――…

[ジラントとサーシャには、階段上に立った女の気配は捉えられたかどうか。
メーフィエには咄嗟にはそれは解らなかったが。
それでも、腰元の剣に手を添えて、一歩、下がった。]

(82) 2013/09/11(Wed) 23:54:10

キリル

─ 三階・展望室 ─

[何故羨ましがるのか分からないけれど、問題はそこじゃない。
部屋の床。
赤い光に紛れて、赤い花の欠片が落ちている事に気付いたのと]

あぁ。
貴方が『鬼』なんだねぇ。

[剣が抜き放たれた>>80のは、殆ど同じタイミングだった]

(83) 2013/09/11(Wed) 23:55:00

キリル

やだなぁ。
見逃してくれないかなぁ。

[多分無理かなぁ、とは思いながら。ボクはそっとスカートに手を触れる。
そこに隠してあるナイフは、3本。向かってきたら投げつけてやろうと思っている。
その後どうするかは、その時次第だ]

(84) 2013/09/11(Wed) 23:55:18

【墓】 ベルナルト

─ 地下墓地 ─

[どこかへ移ろわせた視線を、目の前へと戻し]

……それ、自分でゆーかね。

[素直に頷く様子>>+65に、呆れた声で突っ込みをひとつ、飛ばした]

……ああ。
まだ、残ってる。

[『鬼』のコエも、なりきれぬ彼女のコエも、まだ聞こえる]

様子見に行っても、文字通り見てるだけー、なんだが。
……行くだけ、行ってみるわ。

[この場所にいる、という意図は知れぬものの、自分がここにいる意味はないのもわかるから。
は、と一つ息を吐いた後、そう言って、踵を返した]

(+68) 2013/09/11(Wed) 23:55:56

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:56:11

サーシャ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:56:48

メーフィエ

[この時、ジラントの手負いの姿が察せられたこともあって。
もしかしたら、生き延びたどちらかをこの剣で、この手で殺すことも、できるかもしれないと。
そうは、思ったの、だけれど――。]

(85) 2013/09/11(Wed) 23:57:23

キリル、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:57:55

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/11(Wed) 23:57:59

ジラント

[鉈を振るった瞬間、激痛が走る。
けども、勢い任せでそのまま薙いだ。

手応えはあるけども、それは首筋ではなく、サーシャの左腕に深々と突き刺さり。
紅が散る。]

はは……。

[サーシャが床に転がり落ちると同時、男も胸元抑えて、その場でがく、と崩れ落ちた。]

(86) 2013/09/11(Wed) 23:59:00

【墓】 リディヤ

[私は、彼>>+38を傷つけてしまったと思っていたから。
同じことは繰り返したくないと、そう。

解放されたら、彼女も元に戻るだろうか。
それともこの苦しみから逃れたまま、安らかになるのだろうか。

そしてあの人は、解放されたら安らげるだろうか。
消えてしまうその前に、もう一度話したいけれど。

心の中に浮かんだ言葉を、届けたい。
私は自覚なく思っていたから、帰り道を見つけようともしていなかったのかもしれない]

(+69) 2013/09/11(Wed) 23:59:01

【墓】 プラーミヤ

いってらっしゃい。

[ベルナルトに贈った声は、軽く響いた**]

(+70) 2013/09/11(Wed) 23:59:54

ジラント、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 00:02:50

【墓】 ベルナルト

[贈られた軽い声>>+70に、振り返る事無くひら、と手を振ってから、上へと向かう]

…………。

[聞こえるコエ。
そこにこもるいろ。
滲むのは、苦笑]

……言いたいこと。
わかんなくも、ないけどな。

[ぽつ、と紡ぐ言葉は誰にも届かない]

(+71) 2013/09/12(Thu) 00:04:45

【墓】 オリガ

[宿の仕事と彼女>>4:+67は言う。
少女はにっこり笑って]

大丈夫だよ。
知らなくても教えてあげる。
私でも出来るんだから、きっと大丈夫。

[看板娘の座が危ういとかそんな事は思いつかない。
だって看板娘は二人でもいいと思う。
優しそうな彼女になら出迎えられた宿の客も嬉しいだろう、と]

――…私を知ってる?
サーシャさん?

[聞き覚えがないはずの名。
けれど心は覚えているから一瞬不安げに眸が揺れた。
こうして言葉交わす彼女の事も、深い場所にあるから
もう一人について、問うてはならないのだと警鐘が鳴る]

(+72) 2013/09/12(Thu) 00:04:46

アレクセイ

─ 三階・展望室 ─

[羨ましいと思ったのは、ただ、キリルの揺らがぬ様に。
自分は役割を受け入れても、微かな揺らぎが残ったままで。

仲間に申し訳ない思いを、ずっと抱いていたから]


死ぬ時くらい、種明かしがほしいでしょう?

[キリルに返す言葉>>83を紡ぎながら、剣を抜き放ち。
見逃して>>84という声に、笑みは変えぬまま頭を振って]


それが出来るなら、最初から乗りませんよ。
こんなばかばかしい『ゲーム』なんか。

[人差し指を立てて、片目を瞑ってみせた]

(87) 2013/09/12(Thu) 00:05:35

アレクセイ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 00:06:39

ジラント

[激痛に崩れ落ちた、その視線の先、階段の上の人影>>82をぼんやり捉える。

ああ、あのシルエットは……。]

[武器を振るう様な無茶などせずにいたのだろうか、と、小さく笑う。]

(88) 2013/09/12(Thu) 00:10:13

メーフィエ、メモを貼った。

2013/09/12(Thu) 00:11:40

サーシャ

─ エントランス ─

[落ちた拍子に右半身を床に打ち付けた。
短剣を手放さなかったのは執念に近いだろう。
切り裂かれた紺の袖からだらだらと零れ落ちる紅は、服と床の両方を濡らしていく]

───いてぇ……いてぇよぉ…。

[傷が痛むのか、心が痛むのか。
どちらなのかも分からない。
呟くように言いながら、もがくようにして僕は身体を起こした。
跳ね飛んだ紅が左の頬骨辺りへと付着し、まるで血の涙を流しているような軌跡を作る。
右目からは透明な筋が幾本か、目尻を伝い零れていた]

(89) 2013/09/12(Thu) 00:13:08

サーシャ

[左腕に力が入らない。
右腕も、右足も、落ちた衝撃でまだ痺れている。
左足も、今は感じられなくなったけれど、悲鳴を上げていてぎこちない動きしかしないはずだ。
それでも尚、僕は全身に力を込めて立ち上がり、覚束無い足取りでゆらゆらとジラントに近付こうとした]

──…死ねよ。

もうみんな、死んじまえ───

[一歩、歩を進める度に左腕から紅が零れ落ち、床に点々と痕を作る。
途中倒れそうになってガクンと身体が揺れるも、ジラントに対して牙を剥くのは諦めなかった]


[メーフィエがこちらを窺っている>>82ことは、意識に入って来ずにいる]

(90) 2013/09/12(Thu) 00:13:14

【墓】 オリガ

――――。

[知らないふりをするのには慣れていた。
男の子が欲しかった両親。
それを祖母から聞き知っても
オリガは相変わらずそんな様子は微塵もみせない]

帰り道、もうちょっと探してみる。
あなたも行きたい場所みつかるといいね。

[少女はリディアに大きく手を振ってから
くるり、ふわり、白いワンピースの裾を揺らし
出口のあるだろう方へ身体を向ける]

(+73) 2013/09/12(Thu) 00:14:16

キリル

─ 三階/展望室 ─

[返って来たのは否定>>87と、お茶目な仕草だ]

うぅん、ダメかぁ。
他の人にしてって言っても、ダメです?

[他の人、それが今どのくらい生き残っているのかボクは知らない。
そうでなくても、集まった中で一番弱っちいのはボクだろうから、多分これも無理だろう。
そう思いながらも言葉を紡ぐ。理由なんて、命が惜しいからに決まっている。
少しだけ後ずさった。扉の位置は近いけれど、さっき閉めてしまったから逃げ出せるかどうか]

(91) 2013/09/12(Thu) 00:15:35

【墓】 ベルナルト

[エントランスへ抜ける。
目に入ったのは、崩れた男たちの姿と、階段の上に佇む影。

男たちに向かう瞳は静か。
けれどそこから巡らせ、影に向いたときには、柔い光を帯びる]

ホント。
……無理、すんなよ。

[届かぬとわかる小さな呟きひとつ、落とす。
自分が落ちなければ、という、そんな繰言の代わりに。

それから、青の歩みは更に上へと]

(+74) 2013/09/12(Thu) 00:17:11

【墓】 オリガ

――…ああ、でも。

[ぽつと呟き目を閉じる。
少しだけ遠く聞こえる雨音。
森の中に降り注ぐ雨]

雨がやまなきゃ、帰れない。

[そんな事を思い言葉にして、
エントランスへと一歩踏み出した**]

(+75) 2013/09/12(Thu) 00:17:36

ジラント

[すぐ近く、呻く様な声>>89]

は、はは……。

[朧気な視界の中、影がゆらりと近づいてくるのが見える。]

くたばれ、ってんだ、くそがき……。
……しつこい男は、嫌われ……るぜ……。

[痛みで全身が悲鳴を上げている。
けども、転がったまま、右手にぎゅと力入れ。]

(92) 2013/09/12(Thu) 00:21:31

【墓】 リディヤ

[少女>>+72の笑顔と励ましに誘われて、私は夢想する。
家を放り出された私を迎え入れてくれる一軒の宿。
少しずつ仕事を教わりながら、私は彼女と姉妹のように過ごさせてもらう。宿自慢の看板娘のお手伝いさん。そんな温かい夢]

 …ありがとう。

[けれどそれは叶わぬ夢。私は知ってしまっている。
不安げに揺れる瞳が見えてそれを思い出し、幸せな気分にしてもらえたことで満足しようと、感謝を伝えた]

(+76) 2013/09/12(Thu) 00:22:37

アレクセイ


安心して下さい。
他の人の命も、ちゃんと頂きますから。

[キリル>>91に返す声は、変わらぬ穏やかさを湛えて。
変わっているのは瞳に宿す光の冷たさ。

彼女が後ずさるのを見れば、じり、と身を詰めて。

次の一瞬、駆け出すと小剣を喉元へと向け真っ直ぐに突き出した]

(93) 2013/09/12(Thu) 00:22:38

【墓】 ベルナルト

─ 展望室 ─

[何者にも阻まれぬ歩みは、三階へ。
硝子張りのその場所で、青は静かに、対峙する者たちを、見る。

選び取られる選択肢を、見届ける。

それが、今できる唯一だと思うから。**]

(+77) 2013/09/12(Thu) 00:23:48

メーフィエ

[崩れ落ちたジラント>>88の笑みが目に映る。
覚束ない様子で彼の方へ歩を進めるサーシャ>>90もまた、目に映る。
互いに血を散らし、傷ついたその姿を前にすれば、女の目にもそれは解る。
まるで『鬼』にでもなるように、その命を断つことは、きっと容易い、と。]


…………ジラント、さん。 サーシャさん。


[剣に触れて、その柄を握りしめて――。
それでも、鞘から抜き出すことができなかった。
ただ、両方の肩が、両目が、小さく震えた。]

(94) 2013/09/12(Thu) 00:25:46

【墓】 リディヤ

[彼女>>+73も何かに耐えてきたのだとは知らないけれど。
ただ、今の彼女は今のままあるのが必要なのだと思って]

 うん、ありがとう。
 いってらっしゃい。

[裾を揺らして出口に向かう少女に手を振り返して、私はゆらりと影のように揺れた*]

(+78) 2013/09/12(Thu) 00:27:28

サーシャ

─ エントランス ─

[床に倒れたままのジラント>>92
そこに近付いて、歪んだ笑みを浮かべた後、短剣を逆手に握って腕を顔の位置まで上げた]

……お互い様、だろ?

[『鬼』を見つけたと言った時のジラントも、執念染みたものを持っていた。
それを上げて、わらった後、僕は握った短剣を振り下ろした*]

(95) 2013/09/12(Thu) 00:29:22

キリル

─ 三階/展望室 ─

……別に、
“ボク”だけ生き残れれば、良いんだけどなぁ。

[ダメで元々だったんだけど、やっぱり無理>>93らしい。
見てくる目が冷たくて、ボクは何故だかちょっと笑ってしまった。
ついでにうっかり“キリル”を装い忘れたけれど、今更だし良いか。
壁に背がついて]

(96) 2013/09/12(Thu) 00:29:47

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生存者 (3)

メーフィエ
24回 残12163pt
ジラント
30回 残12460pt
アレクセイ
107回 残9070pt

犠牲者 (4)

アナスタシア(2d)
0回 残13500pt
リディヤ(3d)
54回 残11465pt
オリガ(4d)
35回 残12174pt
キリル(5d)
34回 残12444pt

処刑者 (3)

プラーミヤ(3d)
51回 残11824pt
ベルナルト(4d)
111回 残9450pt
サーシャ(5d)
122回 残9741pt

突然死者 (0)

発言種別

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死者のうめき

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