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まぁ、すべての行動が理にかなったものになるとは限りませんし。
時には『感情』が優先されることもあるのでは。
[ナタルにそう言葉を返しながら]
たとえば、友達を心配する心とか、ですね。
[マテウスは自分にとって、あのときから友達のつもりでいる。
それから、ビーチェの言葉、理解を示したらしい彼女]
きっといいように、してくれますよ。
[ゲルダがいるから、彼女に対する自分の信は大きい。
悲しげなビーチェの様子に、そっとやさしく頭を撫で]
ビーチェちゃんが悪いことだって思うのなら、後でめってマテウスさんを叱ってあげないといけませんね。
無理を、すれば、歪みが、生まれる。
生まれた、歪みを、直す事、は、安い、事じゃ、ない。
だから、やっぱり、宝珠は……
[ちょっとだけ貸してくれ、って願いならまだ良かったのに。
宝珠の行方がどうなるにしても、アイツ…王は騎士のおっさんをそう簡単にゃ許さねーだろうな多分。]
王は、見てるの、かな
[流石に感知してるた思うけど。]
[イヴァンの噴き出した炎を避けようと、槍から手を離し、飛び下がる。
だが男ではなく秘宝を狙った炎の端は、芽を出すように秘宝から浮き上がった蔓草の文様に届いた]
[そこに将級と見習いの差があっても。
同じく武器を手にする仕事に就くものではある]
あっぶ。
[刃を自分の方に向けていたからいつもと勝手は違ったけど。
すんでの所で手を離して。
くるんと後方へ宙返ると火炎の余波も避けた]
なんか、自暴自棄にも見えるんだよっ!
[それは勝手な感想だけど。
槍を手放してしまった右手で左手首に触れる]
[ただだまって三人のやり取りを眺めている。
火炎の気配が強まっているように見えるのには、そっと左手首を押さえ。
こちらまで気配が届かなくて良かった、と少しばかり思考を逸らし。
けれどすぐにマテウスの行く末を見届けるために集中するのだった]
うん。
イヴァンお兄さんと、ゲルダお姉さんがいる、から。
だいじょうぶ、だよね。
[榛名の膝の上に座ったまま、彼女を見上げ頷いた。
いけないことはいけないと言える優しさをあの二人は持っていると、幼い瞳にはそう映っていたから。
優しく頭を撫でる榛名の言葉には、頷きかけて。]
め、ってするより、なにより。
はやく、お兄さんたちに、あいたい。
あっ!
[マテウスの手から転がり落ちた宝珠。
慌てて駆け寄り左手を伸ばす]
うわぁっっ。
[蔓環は綱状になって右手の中にある。
秘宝の力に負けて、ぼんっとけぶるように姿が変わる]
お、王様の所に届けなきゃ…!
ゲルダ、たのむ!
[取りおとされた秘宝を目に、
男がいちもくさんに駆けよったのは マテウスの方
長い 先に炎灯る尾を揺らし
彼の身体を 天馬に押しつけようと手を伸ばす]
ま、て…
[ゲルダが秘宝を手にするのを見ると、男はそちらへ手を伸ばす、しかしその動きは、錆び付いた機械人形のようにぎくしゃくと緩慢で、不自然に見える]
うんっ。
レラーッ!
[イヴァンに頷き、綱状になった鏡葛を宝珠に押し当てる。
一時的に小さくなった秘宝を抱えて、甲高く指笛を鳴らした。
相棒の白狼は何故か榛名を敵視してるので一緒にいる時はあまり呼ばない。今回もそうしていたけれど、呼べばちゃんと来てくれた。
妖精じゃないから結界外に弾かれずに済んでいたのかもしれない]
…えっ。
[飛び乗ろうとして、思わず動きを止めてしまった。
ちらりと振り返ったマテウスの動きがあまりに不自然で。
なんだか、そのまま動かなくなってしまいそうで]
ま、マテウスさんっ?
[白狼は、どうするんだと言いたそうに待っている]
[主人の身体を受け止めた天馬が、高く嘶いた。押さえつけたイヴァンの手の平に、何かが割れて崩れる感触が伝わる]
ああ…やはり、な…
[時が足りなかったか、と男は呟いて、目を閉じた]
[リディの言葉につい、彼女と仲のよいベッティの方に一度視線がいったとか]
確かに難しく考えすぎないというのは、大きな長所かもしれませんね。
[同意をするように頷いて、でも全員ベッティみたいになる世界はちょっと遠慮かなというのは内心にとどめたままに。
ナタルの言葉には小さく笑みを浮かべて]
確かに、それもそうかもしれませんね。
[それから、会いたいというビーチェの言葉、そっと頭を撫でながら、ちょうど3人のやり取りは帰結しそうな方向へと移っているのが見えた]
それももうじき、叶いそうですね。
叱るのは、黙ってても王がしそうですしね。
[『秘宝』はゲルダの手に渡り、イヴァンはマテウスを押さえて。
その様子に少し安堵したように尻尾が揺れる。
けれど]
…マテウスー?
[様子がおかしいのを見て取り、首を傾げ名を紡いだ]
レラ。持っててっ!
[ポケットから別の種を取り出して、秘宝をしゅるっと包んだ。
なんかこれもあまり長くもちそうにないけど。
とりあえずレラの背中に括りつけ、マテウス達の方へ戻る]
マテウスさん。
どうしちゃったの!
[あたふたおろおろ]
おうさま、は。
マテウスおにいさん、めってするより。
じょおうさま、むかえにいってほしい、な。
じょおうさまだって、ひとりで、さみしい、はずだもん。
[秘宝が戻るなら、女王の封印も解かれるだろうから、と榛名を見上げてそう言って。
もうじき会えると言われれば、早く会いたいな、と水盤に視線を向けた。]
そうですね、お願いしてみるといいかもしれませんね。
[水盤に視線を向けるビーチェにそう笑いかけて]
私も早くゲルダに、会いたいですね……
[しみじみと呟きながら、水盤に見える様子はあまり芳しくは見えなかった。
ビーチェが不安げにするならば、その頭を何も言わずそっとやさしく撫でるだろう]
[マテウスの様子がおかしいことに眉を寄せながら、ただ心配そうに見つめ]
……ほんとうに、優しい人ですねえ……
[小さく、呆れたように呟いた]
[顔に残された傷が、ひび割れと変わって、ぼろりと表面が崩れ落ちる。その下から現れたのは、白く滑らかな、真珠色と、透けて脈打つ青の色。複雑な魔法陣のような文様が、真珠色の肌?の表面に浮き上がっては沈んでいく]
『…何が、だ?』
[すっかり表面が崩れ落ちると、男の声とは少し異なる、声音が響いた。しかしその唇は動いていない]
マテウス、おにいさん…?
[水盤に映る光景に、異変を感じ取って。
不安げに名を呼べば、榛名が頭を緩く撫でてくれるだろうか。]
マテウス……。
[おっさんが弱ってるけど、こっからじゃ何も出来ねぇのがな。
あたいは眉根を寄せたのさ。いつも以上に少しきっつく。
アイツ何してんだろ…。
早くなんとかしろよもー。]
わかんねぇけど!
おい、――なんだ、どうなってる!
[マテウスの崩れ落ちる表面を瞳にうつし
肩をぐらぐらと、揺する]
…だめだ、お前、――何が…っ
[焦る声は 上擦った]
[容貌は、元の男のそれと大して、変わらない、だが作り物じみた真珠の表面は、人形のようにも見える]
『其方達の勝ち、だ…案ずるな…直に、皆、戻る』
[声はその奥から響いているようだった]
[マテウスの表が崩れてゆくのに息を呑む。
見てるだけでもクラクラしてくる理由は]
…あっ、ここが不安定だから?
ごめんっ。ボク急いで王様に解いてもらってくるよっ!
[その場はイヴァンに任せられる。
足元ふらつかせながら白狼を寄せて飛び乗った。
一目散に目指すのは月の玉座]
王様。王様っ。
秘宝はちゃんと取り戻したのよ。
だから急いで結界開いてっ!
でないと。でないとマテウスさんが…っ!!
[早合点ではあるけれど。
助けて欲しいと思う心は真実そのまま]
[ゲルダが駆け出すのを、感じて、笑う気配]
『優しい娘だな…我が姫に、少し似ている』
[彼の姫を思い出させたのは、彼女だけではなかったが]
[皆、すぐに戻るとマテウスは言った。
ならば今心配するのはマテウスのこと。
秘宝を渡すことはできなかったけど。
少しでもどうにかなるように]
お願い…!
[祭壇に抱えた秘宝を差し出して。強く願った]
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