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[ディーノの微笑み混じりの言葉を耳にすれば、あ、いつも通りかな、なんて(だから「いつも」って何時からだよ!)安堵して。
お前、それ素で俺のこと犬扱いしただろっ!
と、冗談交じりに咎める視線をちらりとディーノに向ける。]
[挨拶を返された黒猫はちょこなん、と座って尻尾をぱたり。
それでも、警戒心は持っていないようで、じぃ、とパトラッシュを見つめている]
偉い、かなぁ……?
他に、取り柄らしい取り柄もないから、っていうのもあるんだけど。
[感心したような表情を向けられれば困ったようにこんな事を言い。
黒猫とパトラッシュの様子に気づけば、うん、と頷いて]
リエータ、人見知りとかしないから。
[ちょっと、警戒なさすぎるかもしれないけど、と。
最後に付け加えて]
[フランの言葉に、そう言えば、自分はどれだけ休んでいないのか、ということを思い出した。
が]
いえ。
心配無用ですよ。
私も、クローディアに食事を上げたならゆっくり休むことにしますので。
それに・・・正直、今はそんなに疲れていませんから。
[そう。
希望の光を信じれるようになったせいか、体も心も、嘘のように―――軽い]
ええ、それで構わないです。
遅くなっても、全然平気ですからっ。
[シャロンににこ、と笑ってこう返す。
直前に寄せられた眉には、気づいているのかいないのか、それは定かではなく]
うん、御師様はあの時も凄く忙しそうだったから……。
あ、大丈夫です、寝ないようなら、フライパンで殴って寝かせますから。
[止めてあげてね、というフランには、やや物騒な一言を]
[何だかパトラッシュから視線が突き刺さっているような気がしてふと振り返る。振り向いた先で咎めるような視線のパトラッシュと目が合った]
(…あ、何か怒ってる?)
[しばし考えて思い当たる節を見つけると、失笑のような苦笑いで唇だけ、ごめん、と紡がれた]
僕は偉いと思うよ。
自分に出来ることをやる。
簡単なように見えてそうじゃない。
それが出来るエリカは偉いと、僕は思うよ。
[にこり、穏やかな笑みでそう告げて。黒猫─リエータが人見知りしないと聞けば、そうなんだ、と言って視線をリエータに]
うわ、それは効くわ。
手加減にご注意?
[エリカの言葉にはケラケラと笑って]
そう?
じゃあ取ってくるね。
ちょっと待ってて。
[扉を開けて店に向かった]
[こちらを見つめる黒猫にはひょいっとじゃれかかってみせる。
前半身を低くして、遊ぼう、と誘う。
『パトラッシュ』は基本的に人懐こいし、他の動物とも仲良くできる奴だ。ほんと、社交的な性格だよな、と。
『俺』は分析するように考えて。黒猫に注意を戻す。
きらきらと瞳を輝かせてこちらを見るリエータが、一瞬『俺』と視線を合わせていた気がしてぎくりとした。]
〔じっとりとへばりついた肌着が冷たく感じられ、ぞくりとした感覚とともに目が覚める。がば、と身を起こすと、外はもう日が暮れていた〕
〔眉間の辺りに手のひらを置き、肩を落とす〕
あー、もったいねぇ…。
今日は一日寝てるだけだったな…。
〔本当は寝不足が溜まっていたので、身体のためには必要な時間だったのだが、貧乏性なのか、本心からの呟きだった〕
〔濡らしたタオルで身体を拭き清め、新しい肌着に着替える〕
しかしよく寝たな。俺もまだまだ若いじゃねぇか。
明日鉱夫連中に自慢してやる。
〔にい、と笑いながらスケールの小さい、いかにも小市民的な発想を口にする。戸口のジャケットを羽織り、空腹を満たすため酒場へと向かった〕
なんか、実感わかないんだけど……でも、ありがとっ。
[穏やかな笑みと共に向けられる言葉に、ふわ、と嬉しげに笑んで。
けらけら笑うフランには、はーい、と言いつつ頷いた。
……年々、加減がゆるくなっている事は、恐らく当事者同士しか知らない秘密だが]
[じゃれかかられた黒猫は一瞬、瞳をきょとりとさせた後、誘いに乗るようにこちらもじゃれかかる。
金の瞳の好奇心は、果たしてどこに向いているのやら]
―雑貨屋―
[奥に積まれていた缶を取り出して]
[一つ口に含んで中身を確かめる]
ん、よし。
間違いなくこれだよ。
[更に奥の自宅部分へと向かって]
[綺麗な細工箱を取り出した]
余分に買っちゃったけど。
ちゃんと必要になるもんだ。
[クスリと笑って]
[それらを袋につめ]
[再び外へと]
[薬が効いたのか、いつしか深い深い眠りの淵へ。
夢に浮かぶは、忘れかけた幼い頃の思い出。
寂しげな目をした女の子に出会った時のこと。]
〔夜の空気が昼間に火照った身体を冷やすようでずいぶん気持ちいい。そして、たっぷり睡眠をとった身体は嘘のように軽かった〕
〔そう、今日の明け方まで感じていた不安が、嘘のように晴れていた〕
〔広場のほうまで来ると、雑貨屋の明かりがついているのに気づいた〕
あれ?フラン、まだ店開けてんのか?
…まぁ、無理も無いか。
10年前も、親父さんが一人で切り盛りしてたよな…。
〔そんなことを思いながら、ちょっと覗いていこうと思った〕
フラン?いるのか?
なんか手伝える事はあるか?
[エリカから嬉しそうな笑みが返って来るとこちらもどこか嬉しくなり。しかし心の中では不安が募る]
[自分は一体どうなのか。出来ることをやる、それがちゃんと出来るのか。心の奥底。何かが、どくん、と一つ鼓動した]
[じゃれ合うパトラッシュとリエータには微笑ましく見やり。時折視線を前に戻してサラダやチーズと共にワインを楽しむ]
[籠の中の野菜をじゃぶじゃぶと洗い]
[水を切ろうとして手からトマトが転がる]
[転がったトマトを視線で追ってから手を伸ばす]
[ぐちゅり]
[手の中で砕けた赤いトマトの飛沫が撥ねて]
[闇が隠したその表情は―――口元が少し歪んでいたような]
[店を出たところで]
[ランディがこちらにやってきた]
こんばんは、ランディ。
大丈夫だよ、あとはこれをシャロンさんに渡すだけ。
クローディアさんの回復用にね。
[手にした袋を見せて]
何だか今日はスッキリした様子じゃない。
ランディも酒場行くでしょ?
[そちらへと促しながら]
[笑いかけた]
─回想・幼い頃の広場─
…なんだ?おまえ。
[見かけない少女がいつもの遊び場にいるのを見つけて、訝しげに歩み寄る。]
おまえ、どこのこ?
なまえは?
…へんなヤツだなー。
[話しかけても答えず、無表情なままの少女に首を傾げて。
むぅ…と小さく唸る。]
わらえよ。
…うちのかーちゃんがいってんだ。
おんなのこは、わらってんのがいちばんかわいーんだって。
[気を取り直して1階の隅でリエータと遊び始めた、その目の端で。
ディーノの唇が「ごめん」と動いて苦笑いしているのを確認する。
冗談だったのに、真面目な奴だなあ。とちょっと呆れて。
あとでこれをネタに苛めてやろーか。
口の端が小さく持ち上がった。]
それに……ある意味では、恩返しでもあるから……。
[ぽつり、と。
微かな憂いを帯びて、小さく小さく紡がれた言葉は、届いたかどうか定かではなく。
呟きと共に、ほんの一瞬浮かんだ翳りもすぐに消え去って]
……そう言えば、まだ、寝てるのかな?
[それからふと、こんな呟きをもらす]
〔フランに微笑を返しつつ〕
ああ、ちょうど酒場で腹ごしらえをしようと思って向かっていたところだよ。
さっきまで珍しく眠れたおかげで、今日はスッキリしてらぁ。寝てただけで一日終わっちまってもったいねぇ気もするけどな。
〔と、笑いながら、フランの手荷物を持ってやる〕
[エリカの最初の呟きはおそらく聞き取れなかっただろう。自分も考え事をしていたのだから。辛うじて聞こえた後に呟きには僅かに首を傾げて]
寝てる?
誰が?
えーい!わらえ!わらえっての!
[困惑する少女の前で、いきなり唐突に。]
ひっさつ!へんなかおこーげきっ!
さらに、ぱーとつーだっしゅ!
[あまりのことに、思わず少女も吹き出して。
しばらくふたりで芝生の上で笑い転げて。]
…ふぅん……で、おまえ…なまえは?
〔ふと、夜空を見上げつつ〕
俺の連れ合いが事故にあった夜と、昨日の月明かりが、同じように冴え冴えとしててさ。
珍しく思い出しちまってよ。
クローディアの蒼白な顔とダブっちまってさ…。
人間、ネガティブなのはダメだな。
〔フランを見て微笑む〕
お前みたいに元気なのはいい事だよ。
〔親父なりに褒めている〕
[袋を持ってもらえば]
[ありがとうと言って]
一日中寝てたんだ。
ランディもお疲れだったんだね。
無理はしちゃだめだよ?
その、さ。
こんな状況だけれど…。
[少しだけ口ごもりながら]
[そっと彼の手に触れて]
たまにはいいじゃない。
その分これから頑張ればいい。
[すぐに手を離すと]
[小さく笑った]
[籠に入れた野菜を持って宿に入ってくる]
[カウンターの中に入って一つ一つ仕込みだす]
[皆の話に耳を傾けながら、鼻歌交じりに]
……え。
[完全に独り言のつもりだったためか、問いを投げられた事に、一瞬戸惑う]
あ……レッグ、起きてこないから。
まだ、寝てるのかな……って。
[大人しくしてるなら、それでいいんだけど、と呟いて]
熱、出てるかもしれないし、様子、みてきた方がいいかなぁ……。
[呟く様子に気づいたのか、黒猫がほんの一瞬、呆れたような表情を見せたかも知れない]
─宿二階・客室─
…エリィ。
[うっすらと目をあけると、部屋は既に真っ暗で。
窓からさす月明かりだけが、わずかに室内を照らしている。]
夢、かぁ…。
[薬のおかげか、熱はだいぶ下がったようだった。]
[ふと。嗅ぎ慣れない――でも嗅げばすぐにそうと判る――そんな匂いの気配を感じて、身体が止まった。
知らず、視線を2階の階段へと走らせる。
その匂いの意味は深く考えることなく。
ただ、脳の奥に、厭な予感が突き刺さった。]
[一緒に空を見上げて]
そうだよね。
クローディアさんって。
[似ているって話だしと]
[自分の記憶にはもう薄いその人の顔を思い浮かべ]
だってみんないらいらしたり。
落ち込んだりしやすいんだもの。
あたしくらいは元気でいないと。
[ありがとう、と]
[微笑を返した]
〔触れられた手の暖かさに、孤独が癒されたような気がして、柔らかい気持ちになる〕
そうだな。
俺はまだ生きてる。時間はたっぷりある。
やっぱいいよ、お前は。
お前といると楽しいよ。この親父でも。
〔くしゃり、とかるく頭を撫でる〕
ああ、グレッグ。
昨日あのままここに泊まったんだったよね。
そう言えば姿を見てないけど…大丈夫かな。
[怪我だけでなく具合も悪そうだった昨日の様子を思い出す]
心配なら、見てきた方が良いんじゃないかな?
もし熱が出てたら自分じゃ助けを呼べないかもしれないし。
ちょっと。
いつまで子供扱いするのよ。
[頭を撫でられれば]
[そんな文句を言いつつも]
[まんざら悪い気はしないらしく]
そうそう。
生きているんだから楽しまなくちゃ!
[髪の毛を押さえながら]
[にっこりと笑った]
おいおい、礼なんて言うなよ。
俺が礼を言うほうだろー。
〔なぜかくすぐったい気持ちになり、視線をそらす〕
さ、シャロンにこれ渡すんだろ。
腹も減ったし、行こうぜ。
〔少し足早に宿へと向かう〕
朝、薬は届けたんだけどね。
ちゃんと飲んでればいいんだけど……。
[小さく呟いて。
見てきた方が、と言われれば、素直に頷く]
ん、そうだね、怪我も診ないとならないし……。
眠ってるなら、戻ってくればいいんだし、ちょっと行ってみるね。
[こう言うと、座っていた椅子から下り。
主人に部屋の場所を確かめて、ぱたぱたと駆けて行く。
黒猫がその背を呆れたように見送っている事に、パトラッシュなら気づくかも知れない]
[幾許かいつもの調子が戻ってきて、チーズを自分の前に垂らすと、あむっ、と口の中に放り入れる。その味を楽しみつつ視線を巡らすと、2階を見上げるパトラッシュが見えて]
ん?
どうしたのパトラッシュ?
[不思議そうに声をかける。頷くエリカに気付けば、行ってらっしゃい、とその姿を見送って]
[扉を開ければすぐにシャロンのところに向かい]
ごめんね、待たせちゃった。
はい、これのなかに入れてあるから。
[ランディに持ってもらっていた袋を]
[シャロンへと渡した]
[皆の話に耳を傾けつつ]
[視界にパトラッシュが入り]
ふふ、良かったら食べる?
[でも食べれるのかな……と首を傾げながら]
[トマトを差し出してみる]
[眺めやった階段を、エリカの後姿が駆けていく。
にぃ、と隣で鳴いた存在に、はっと気付いて。
見ればリエータが呆れたように自分の主人を見送っていた。
気のせいか?
気のせいだな。
独りで呟き、反芻し、納得して。
ディーノに不思議そうに問われれば、いや、なんでも、というようにゆっくりと尻尾を振った。その表情に不安の影は浮かんでいたろうか。]
[シャロンが、フランから袋を受け取ると、ニコリと微笑んだ]
ありがとう・・・。
クローディアは、みんなに愛されて、幸せものね。
[フランから袋を受け取ったとき、丁度、食事も出来たようで、彼女は片手に食事を持って、袋を腰にくくりつけ、薬を懐に入れて、階段を上った]
〔フランに袋を渡すと、宿の主人に食事を注文する〕
〔カウンターにいるディーノとパトラッシュの近くに座る〕
よぉ。
昨日は小さいお客が、お前の事を首を長くして待ってたぜ。
今日は披露してやったのかい?
〔気軽に声をかけた〕
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