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呼び寄せたのは果たして何か。
その意を誰一人知る由もないまま、人々は集い始める。
1人目、自衛団長 ギュンター がやってきました。
自衛団長 ギュンターは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
召集をかけたものの、まだ集まってはおらぬか……。
とはいえ、どこまで真実かもわからぬ噂、焦る事もなかろうて。 全員集まるまで、ゆっくり待つとするかの。
☆舞台設定について
wikiページの内容を転載しておきますので、ちと長いですが一読・確認お願いいたします。
・ラスファ魔法学院
『刻の狭間の海』を彷徨う流浪大陸ラーン。
その東部に位置する魔法王国ルーの王立学院です。
全寮制の魔法学院で、様々な分野の魔法が研究・学習されています。
学院長は十五の学科の総括を勤める十五人の導師の中から、特に能力の高い一人が選ばれ、就任しています。
学ぶ生徒は、種族も年齢も様々。
世界的な特性(他世界との接点が開きやすい)事もあり、異世界から空間転移してきてそのまま保護の名目で入学する、というケースも少なくありません。
・学科について
十五属性の名称を冠した十五のクラスが存在しています。
大地:神聖魔法(初級)
流水:精霊魔法(初級)
火炎:古代語魔法(初級1)
疾風:次元魔法(初級)
氷破:古代語魔法(初級2)
翠樹:精霊魔法(上級)
雷撃:魔法剣技
陽光:神聖騎士道
月闇:古代語魔法(上級)
影輝:魔導占星学
天聖:神聖魔法(上級)
精神:上位古代語魔法
生命:治癒魔法
時空:次元魔法(上級)
機鋼:魔導錬金法
入村時、ここから一つを選び、それに合わせて肩書きを書き換えてください(大地学科2年、という感じでお願いします)。
・各魔法について
簡単な設定のみ記載します。
書いていない部分は、適当に埋めてください。無敵すぎたり便利すぎたりしなければ、基本OKです。
古代語魔法(初級:火炎・氷破 上級:月闇)
自身の精神力を持って、周辺の万有物質(マナ)に干渉。
それによって空間のバイパスを開き、接触した精霊を古代の魔法言語によって束縛して、その力を引き出す系統の魔法。強制を伴うため場所に左右される事はない。
攻撃・防御・支援・探索補助・移動など、系統のバランスはよいが、回復はほぼ不可能。
呪文を使う際には、精神集中の媒体となるもの(魔法の杖や護符、指輪など)と詠唱が必須。
また、猫やカラス、蛇、フクロウなどの動物と契約を結び、使い魔として連れ歩く事が可能。
使い魔とは感覚を共有し、同じ痛みや疲労を感じる。
精霊魔法(初級:流水 上級:翠樹)
精霊語での語りかけにより接触した精霊との信頼関係と友愛に基き、力を借り受ける系統の魔法。
その精霊の力が及ばない所(砂漠で流水属性)などでは、呪文そのものを用いる事が不可能。
古代語魔法同様、バランスのよい呪文が揃い、使用者は女性に限られるものの、回復系もあり。
神聖魔法(初級:大地 上級:天聖)
神聖言語による、神への祈りによって奇跡をもたらす系統の魔法。
魔法学科というよりは、宗教学科的な意味合いが強め。
回復・支援系の呪文が多いものの、攻撃系のものはいわゆる不死怪物に効果覿面。
次元魔法(初級:疾風 上級:時空)
異界龍(プラズムドラゴン)、と呼ばれる異界の存在と盟約し、龍を媒体に異界の力を引き出す系統。
攻撃・防御・支援・移動・回復・補助と一通りの系列が揃い、更に異界龍そのものによる攻撃や支援(直接攻撃やブレスアタック、防御行動など)など、多彩な技能を持つ。
また、盟約した異界龍の恩恵により属性攻撃に対する防御力が高く、異界龍の属性(十五属性から選択。自分の属性とは、必ずしも一致しなくても問題なし)の攻撃によるダメージはほとんど被らない。
治癒魔法(生命)
対象の生命力、それそのものに働きかけて傷を癒す系列の魔法。
回復と、身体能力を高めるタイプの支援の他、免疫や抵抗力を一時的に高める事で毒や麻痺などの状態異常から保護する呪文などが使える。
反面、攻撃力と呼べるものは皆無。
魔法剣技(雷撃)
古代語、精霊、次元の三系統のいずれかの拾得者は上級魔法を習得する代わりに剣技を学び、魔法剣士としての道を進む事ができる。
魔法剣技は文字通り魔法と剣技を組み合わせたもの。武器への魔力付与や、武器を媒介にした攻撃魔法などが主体。
魔法剣士は精神の集中が必要となる点などから軽装である事を要求され、一般に、『速くて脆い』という認識がされている。
神聖騎士道(陽光)
神聖魔法の取得者が進める。最初からここに編入されるという事は極めて稀。
聖騎士、と呼ばれる双女神の承認を受けた騎士になるための修行を積む学科。大地学科で学んだ事に加え、槍術、馬術、礼儀作法など、騎士に必要な講義を受ける。武芸の講義が多めの学科。
こちらは『遅くて硬い』という認識が一般的。
上位古代語魔法(精神)
基本は古代語魔法と同じ。
ただし、こちらでは古代語よりも更に力の強い、上位古代語と呼ばれる言語で構成された遺失魔法の研究が行われている。
上位古代語魔法は一般的な古代語魔法よりも威力が高く、禁忌とされる呪文も多く含まれている。
また、古代語魔法を上位古代語に変換して詠唱する事で、効果を二倍以上に高める事も可能。
魔導占星学(影輝)
様々な手段で気脈を読み、因果律を辿り、未曾有の未来の中から最も『引き当てられる可能性の高い』ものを読み取る占術と、カードを用いた符術と呼ばれる特殊技能を総括してこう称する。
符術は無地のカード(ホワイトカード。単体でも近距離投擲武器として使用可)に、自分の血を使ってルーンを描き、それを言霊によって発動させる事で様々な効果を発揮する。
初級段階では、ルーンを使ったものしか扱えないが、上級ではルーンカードと呼ばれる特殊なカードの図柄を血と魔力で無地のカードに写し取り(魔力複写)、その意味に即した効果を発揮する事が可能。
複数枚のカードを組み合わせる事で、様々な効果を発揮する事ができる。
複数枚を組み合わせる場合、それぞれの意味をきちんと組み合わせて、意味の通る文章にするのが必須。
気脈を読む手段の一環として精霊や異界との接触を必要とする事もあり、初級では精霊魔法と治癒魔法を平行して習得、上級では異界龍とも盟約して次元魔法を使えるようにもなる。
また、特殊な恩恵を与える使い魔との盟約も可能。
カーバンクルやスプライトなどの妖精と盟約し、その能力を恩恵として身に受ける事ができる。
魔導錬金法(機鋼)
比較的新しい系列の魔法……というか、魔導技術。
周囲のマナに己の精神力で働きかけ、その配列を望む形に変換。
マナそのものからそこにはないものを構築・具象化させる事ができる。
構成の複雑なものほど具象化に必要なマナと精神力が増えるため、大抵は無機物の具象化どまり。
生命体の具象化に関しては、倫理的な問題から基本的には禁忌とされている。
もっとも、現時点の技術では人間やそれ以外の種族を具象させるには至らないらしい。
そして、この技術で食品を練成しても味は良くないらしい。
・校内設備
本館(北館)
学長室、各導師の研究室と私室、会議室、大講堂、大図書館のある建物。
東、西、南館
各学科毎の教室や特殊な実験室が存在。
東に神聖魔法系と治癒、南に古代語魔法系、西に精霊、次元魔法系の設備。
第一別館
南東方面。魔法剣技と神聖騎士道の校舎。様々な状況を魔法空間で作り出す武芸訓練場がある。
第二別館
南西方面。魔導占星と錬金の校舎。屋上には天球儀を施した小部屋。
中庭
四つの校舎の中央部。
真ん中に、世界の中央にあると言われる『世界樹ユグドラシル』と根を同じくする『世界樹の子』と呼ばれる大樹が生えている。
学院寮
寮母を務めるのは年齢不詳のハーフエルフ『アーデルハイド=レーゲンボーデン』。
普段は気のいい姐御肌の金髪碧眼美人だが、怒らせると誰も勝てない。
初代学院長の頃から寮母を務める、ある意味学院最強の女傑。
ちなみに、アーク・マスターと称される最高位の魔法の使い手の一人で、雷撃属性の異界竜『グリューヴルム』と盟約する次元魔法の使い手。
寮内の設備は、以下のとおり。
部屋は基本、二人一部屋。
一階に、食堂と大浴場、談話室などの設備。
地下に倉庫。
周辺には畑と果樹園。自給自足。
・迷宮
実技試験に用いられる迷宮。
敷地内に発生した空間の歪みを利用して、様々な迷宮を作り出せる。
・学院周辺環境
森に囲まれた山間の盆地で、近くには河と湖。
王都までは徒歩で一週間ほど。
一番近くの街までは徒歩で30分ほど。
近場には、古戦場やら曰くアリの迷宮も存在する。
・世界観など
『刻の狭間の海』
世界と世界の合間、とでも言うべき不安定な空間。
ラーンの存在する世界は、この不安定な空間を文字通り流浪しています。
このふらついた世界特性のため異世界との接点が生じ易く、そこから人が落ちてくる事が多々あります。
ちなみに、そういう風に落ちてきた人は接点がすぐに離れてしまう事もあり、大抵は帰ることができません。
住人構成
人間やエルフ、ドワーフと言った有名所の亜人種を始め、妖精や有翼人、獣人、魔族などが当たり前に共存しています。
ただし、竜王とその眷族は、ラーンに対しては一切の干渉をしない、と定めているらしく、その姿を見ることはできません。
モンスターとしての中位ドラゴンなら、一般的にも認知されています。
信仰に関して
大陸の主神は、光と闇の双女神。
二人は姉妹であり、宿敵であり、表裏一体存在でもあります。
世界を生み出した『創世神』の娘たちであり、その伴侶たちでもあります。
かつては『創世神』の唯一の伴侶の資格をかけ、自らの使徒たちにその代理戦争を行わせていましたが、数百年前に行われた百度目の戦いの結果、和解。
『創世神』の左右をそれぞれが支える、という立場に落ち着きました。
現在は争う事無く、均衡を保ちながら世界を見守っています。
双女神以外にも、各属性を司る神々が存在しています。
光の魔導師と光輝の杖・闇の貴公子と常闇の剣
かつて、双女神の名代として戦い続けていた者たちと、それぞれの象徴たる聖具。
数百年前、百代目となった名代たちの戦いの末、双女神は和解に至りました。
ちなみに、その百代目たちはどちらもラスファ魔法学院の卒業生です。
☆能力者設定
【智狼・ランダムの選択禁止です】
・智狼(PC&PL固定)&人狼
今年の『鬼』役に選ばれた生徒。彼らにバトルを挑んで勝利すると願いが叶う……という学院伝説がある。
敗北せず、最後まで逃げ切ると、祭事実行委員会の方からプレゼントがあるらしい。
一日に一人、結界内から一人を弾き出す魔法を行使できる。
互いに通信できる魔導具を、祭事実行委員会から渡されている。
※初回(人数次第では二回目まで)投票ランダムから外す関係上、早めにCOをお願いいたします。メモだけ、というのは味気ないんで、なるべく白ログも絡めて。
・囁き狂人
祭事実行委員会の役員ないし、役員に手伝いを頼まれた生徒。鬼役の二人と同じ魔導具を渡されているため、二人と交信可能。
・守護者
祭事実行委員会から、『鬼』役の弾き出す魔法を逸らす効果を持つ魔導具を渡されている。ただし、自分自身には効果はない。
魔導具の使い方は自由。自分の本命が落ちないように護るもよし、運を天に任せるもよし。
※バトル敗北者を襲撃する必要がある際は、ランダムにせずに対象者以外にセットしてください。
・村人
イベント参加中の一般生徒。
自分の願い成就のために『鬼』役にバトルを挑むもよし、はたまた、思う相手に突撃するもよし、それぞれ好き好きに。
☆白ログ・投票・襲撃・墓下
・白ログ
『魔除けの儀』のために作られた閉鎖結界。
空間が捻じ曲がっているらしく、内部でどれだけ暴れても、周囲に影響は及ぼしません。
内部で行われたバトルの敗北者や、『鬼』役の魔法に当たった者は外にはじき出され、挑戦権を失います。
・投票
バトル発生時は、その敗者にセットしてください。
バトルが発生しなかった場合は独り言でwhoを振り、出た相手にセットしてください。
ただし、初回(人数次第では二回目まで)は智狼と人狼が出た場合は振りなおしとなります。
自分を引いたら、他人が出るまで振りなおしてください。
・襲撃
バトルが二戦発生した場合は、二戦目の敗者にセットしてください。
バトルが一戦のみ・バトル未発生の場合は独り言でwhoを振り、出た相手にセットしてください。
ただし、バトル勝者が出た場合は振りなおしとなります。
ランダム時は、智狼と人狼でセットを揃える必要はありません。
・墓下
結界の外。寮の食堂が使えないため、屋台が出ています。
☆バトルについて
1日最大2戦、1対1のバトルを行えます(強制ではありません。
1日目と2日目のバトルでは、『鬼』役への挑戦はできません。
その代わり、この2日間のバトル勝者は、『鬼』役への優先挑戦権を得られます。
バトルの対象は『鬼』役に限りません。挑戦したい相手がいるなら、がしがし突っ込んでOKです。
☆バトル前の遭遇判定
『鬼』役に挑戦するには、以下の判定をクリアする必要があります。
1)[[ 1d6 ]]でシンクロダイス(鬼を追いかける時に同じ方向に行けるか)。
互いにactでダイスを振り、同数なら同じ方向に行けます。
2)[[ 1d10 ]]で勝負ダイス(追いつけるかどうか)。
『鬼』役よりも大きな数字を出せたら、追いつけます。
3)追いつけたら、次のルールでバトル突入です。
【バトルルール・基礎】
・バトルに使用できる発言は全員一律10発言。pt消費量やactには特に制限なし。
・AAの使用による攻撃描写は厳禁。必ず、自分の言葉で描写する。
☆決着までの流れ
・バトル開始4発言目以降、一方が決着判定ロールを宣言(メモで実行宣言後、発言に絡める、という流れで)。
※4発言目、というのは、PC一人の発言数での事ですー。04/10発言以降、ということで!
連続発言で必殺技の発動を早めるのは可。ただし、連続は2発言まで!
決着判定ロールは、流れの上で自然な形で止めの一撃を繰り出そうとするという描写を絡めて行なってください。
なお、判定は、発言ではなくactで!(墓下や囁きログ内でのバトルに関しては、この限りではありません。何せactができない)
・相手は当たるか打ち返すかを決めてそれを宣言。
打ち返しの場合、先に仕掛けた方がそれに当たるかどうかを決めて、カウンター敗北希望の場合はそれを宣言(この場合は、その時点で勝敗決定)。
・当たる場合:当たった方が敗者。吊りor襲撃の対象に
・打ち返す場合:1d20でランダム勝負。数値で勝った方が勝利。敗者は吊りor襲撃の対象に
・同数の場合は、相打ち(吊り襲撃を対象二人にそろえる)
・当事者二人の正式な同意があれば、ランダムせずに相打ちもOK
─中庭・世界樹の仔近辺─
がやがやと、いつになく騒々しい中庭。
見れば、『祭事実行委員』の腕章をつけた生徒が、集まる生徒たちに何やら配っている。
……どうやら、『魔除けの儀』へ参加する生徒に、参加申込書を配っているらしい。
────
■氏名:
■所属学科:
■種族・年齢:
■その他特記事項:
(その他特記事項にはPCの簡単な設定などを記入してください)
────
「記入後は、ちゃーんとメモボードに貼るようにねー!」
配った後、委員たちはこんな注意を投げかけていた。
どうやら、忘れる生徒も多いらしい。
「……毎年の事だけど、ホント、賑やかねぇ」
そんな、中庭の様子を眺めつつ、独りごちるは『最強寮母』と名高いアーデルハイドと、その相棒である『雷帝』グリューヴルム。
「さて、今年はどうなるやら……。
ま、どの子もハメを外しすぎなきゃいいんだけど」
必ず一人か二人はいるのよねぇ、と。
困ったように呟きつつ、最強寮母は相棒の頭を軽く、撫でた──
2人目、時空学科2年 ゼルギウス がやってきました。
時空学科2年 ゼルギウスは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[ぱたむ、と読んでいた本を閉じての一言。
祭事実行委員の腕章をつけたクラスメートは、あのなぁ、と呆れたような声を上げた]
あのなぁ、と言われても。
そも、俺、祭事実行委員会に在席していたか?
[惚けた口調で問いかけたなら、「除名はされていない」との言葉]
……そういう問題か。
ああ……人手が足らんようなら、手は貸すが。
基本的に、俺は傍観するぞ。
……この祭は、見ている方が面白い。
[にやり、と笑っての言葉に、クラスメートは深く、深くため息をつき。
取りあえず、申込書配りだけでも手伝ってくれ、との救援要請]
あー、わかったわかった。
俺も一応、参加申込書配りな、うん。
……一応、参加申請しろ?
…………まったく…………本当に人手が足らんのでなければ、裏方には回らんからな?
[くどく念を押したなら、申込書を受け取り。
さらさらと必要事項を記載していく]
────
■氏名:ゼルギウス=モーントシュタイン Sergius=Mondstein
■所属学科:時空学科・2年
■種族・年齢:人間・21歳
■その他特記事項:氷破属性の異界龍・ラヴィーネと契約する次元魔法の使い手。
異空間を介し、『魔本』と呼ばれる書物を召喚できる。
祭事実行委員には三年ほど前に在席し、『鬼』役を務めた事もあるらしい。
現在は、幽霊委員。
────
[申請書が書きあがると、それを片手に立ち上がる。
読んでいた『魔本』は光となってどこかへと消え]
……さて、それじゃ行くか、ラヴィ。
[傍らでのんびりしていた水晶の如き鱗の真白の龍に声をかけ。
のんびりとした足取りで、中庭へ]
3人目、時空学科1年 ライヒアルト がやってきました。
時空学科1年 ライヒアルトは、智狼 を希望しました(他の人には見えません)。
魔除けの儀の鬼役?
[祭事実行委員会に所属する友人の言葉に暗翠が瞬く]
やる! やりたい!! やらせろ!!!
「ちょ、待てライヒ!
俺の一存じゃ決めらんねーって!!」
推薦は出来んだろ?
誰かに頼むよりはやりたがる奴にやらせるのが良いと思うんだ!
「いや確かにそうだけど。
つかそれを自分で言うか」
[鬼役をやりたいと我儘を言う青年に友人は突っ込んだ。青年、と言うには幼さを残すその人物は、友人に対しにまりと笑う]
だってやってみてーし。
俺逃げ足は速いぜ?
「そりゃお前の得意魔法は移動魔法だからな」
つーわけで推薦頼んだぜ!
[そんなやり取りがあったのが数日前のこと]
紙くれ! 俺も出る!
[中庭へと駆けて来たライヒアルトは、参加申込書を配る祭事実行委員(友人)に笑顔で手を出した]
「へーへー、言われんでも分かっとるわ」
[ぺしっと音を立てて友人は紙をその手に乗せる。「さんきゅー!」と礼を言ってから申込用紙に記入を始めた]
────────────────────
■氏名:ライヒアルト=ヴァンダーファルケ
Reichard=Wanderfalke
■所属学科:時空学科1年
■種族・年齢:人間・18
■その他特記事項:盟約龍は精神属性の異界龍ベルティーナ、通称ベル。雌龍。
豪商・ヴァンダーファルケ家末子。
上に兄が5人、姉が4人居る。
家督を継ぐ必要も無いために比較的自由に育てられ、興味本位から魔法学院へと入学。
入学当初は寮で世話になっていたが、今は異界龍の力を駆使して王都の自宅から元気に通っている。
父親は習得した魔法から将来家業の手伝いをして欲しいようだが、本人は親の心子知らずで夢はでっかく冒険家。
末っ子のためか人懐っこく、誰とも明るく接するが、若干我儘で負けず嫌い。
移動魔法は得意だが、向こう見ずな性格が災いしてか防御魔法が苦手。
────────────────────
出来たぞー!
「はいはい、出来たらそのボードに貼る」
[ぴらぴらと申込用紙を振ると、友人が横のメモボードを指差し貼るように促した。言われるままにぺたりと貼り付ける]
これで良いのか?
「おぅ。そしたらしばらく待っとけ。
鬼役が決まったら連絡行くから」
おっけー。
[指示を貰うと了承の意を返し。しばらくはぷらぷらと生徒の間を彷徨った]
/*
智狼希望確認おーけー。
と言うわけで固定鬼役のライヒアルトことろこあですよ、と。
今回のライヒアルトはガキです、誰が何と言おうともガキです。
あれ、恋愛出来んの?(ぉぃ
まぁあれです。
仏頂面系のライヒしか見たこと無いんで払拭してやると言う試み。
子供は子供なりに恋愛してみようそうしよう。
『…で、鬼役やるなんて言い出した本当の理由は?』
え? やりたかっただけだけど?
[肩へと止まっていた灰銀の龍がライヒアルトへと問う。その返答はきょとんとした表情と共に返ってきた]
『…おバカ』
何だよ急に! 逃げれば良いだけだろ、追っかけて来る奴らから。
『アンタ毎年やってる魔除けの儀がどう言うものか、すっかり忘れてない?
バトル仕掛けられたりしてたじゃない、鬼役』
………あ。
『……防御魔法苦手だったわよね? アンタ』
……まぁどうにかなる!
[その返答に灰銀の龍はただ溜息をつくしか無かった]
─中庭─
あー、はいはい、順番に、順番に。
……俺?
参加申請はしたが、裏方になるかどうかは、わからんよ。
[呑気な口調で言いつつ、てきぱきと申請書をさばいていく]
『鬼』役なあ……あれ、疲れるんだよ。
一回やったら、もういいわ、って気になるぜ?
[いつぞの記憶を思い返しつつ、どこまでもマイペースに申請書配り、くばり]
[灰銀の龍に小言を言われながらも生徒の間をふらつき]
…あ、ゼル先輩。
何で手伝ってんの?
[申請書配りをしているゼルギウスを見つけて首を傾げ、声をかける。祭事実行委員の幽霊委員と言うのは知らないようだ]
ん。
[呼びかけに一つ瞬き、声の方へと真紅の瞳を向け]
ああ、実は委員だったらしいんだ、俺。
で、取りあえず、申請書配りに手を貸してるんだが。
……ここにいるって事は、お前、出るのか『魔除けの儀』?
実はって。
ゼル先輩も知らないうちにねじ込まれてた?
[疑問の答えに周囲が悪いような言い方で返したり]
あ、うん。
鬼役にしてもらうようにダチに頼んだんだ。
[さらっと何か言った]
いや、何年か前に自分から入ったらしいんだが。
[「らしい、ってなんだ」という突っ込みが横からあったのはスルーした]
……て。
[さらっと言われた一言に、呆れたように瞬き一つ]
……正気か、お前。
あ、そうなんだ。
自分から入ったんじゃ手伝わなきゃね。
[うんうん、と一人頷いた。呆れるような相手の様子には首を傾げて]
へ? 何で?
俺はいつでも元気いっぱい正気も本気だよ!
[意味不]
うむ、そうかも知れんが。
……鬼一回やった後、「もうやらん」と言ったから、除名されたんだとばかり。
[事務手続きがされていないので、除名にはならなかったらしい。
委員会的には、また鬼をやらせたくて残しておいたのかも知れないが]
いや、だって、お前。
……鬼役の仕事、わかって言ってるか?
[なんか、心配になったらしい]
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