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ほら、そこにもここにも。
始まりを示す小さな欠片が散っています。
見えていないのか、見えない振りをしているのか、どちらでしょう?
どうやらこの中には、村人が5人、占い師が1人、霊能者が1人、囁き狂人が1人、智狼が2人いるみたいですよ?
未亡人 綾野が時計を進めました。
/*
えええーーーーーーーっっっっっっっっ!!!!!!!
おまかせで、霊能者……………
占い師じゃなくてよかったとしかいい様がないけど、どーすんの、まったく、こまったー!orz
/*
赤キター。
うん、希望通りなんですがね。
てことで、奏と書いて実は「そう」と読む、この『男の娘(おとこのこ)』はこのあとヤンデレになります。(なん…だと……
学生 裕樹は、専門学校生 瑠衣 を力(占う)の対象に決めました。
─何処か・PCのある場所─
……え、あ、れ?
[瞬く。
感じるのは、少し冷たい空気]
……ちょ……なに、よ。
ここ……どこ?
[灰色の部屋。
知らない場所。
わけわかんなくて、また、瞬いた]
[はたりと瞳を瞬いた刹那]
……───え?
[周囲を取り巻いていた人々のざわめきは消え、突然の静寂が訪れる。
明るく照らしていた太陽は無く、いつの間にか薄暗い部屋の中に立っていた]
―駅前―
[綺麗な若いシスターが、こちらを振り返る。
一瞬でも目があっただろうか。
そのまま、その場を立ち去った。
その日も、いつものように晩御飯を作り。いつものように食卓を囲み。
いつものように1日が終わる…*はずだった*]
―薄暗い部屋―
…、
[がくんと頭が落ち、目を開ける。
背中には冷たく硬い感触。
何かがぼんやりと光るのが視界の端に映り、辺りには低い機械音が流れていた。]
…何?
[裁縫道具やら荷物を抱え帰路に着いた。そこまでは覚えている。
少し肌寒くなった空気に身震いすると同時に、視界はぐにゃりと歪んでみえた。
そして次の瞬間には、どこか知らない場所に転がって気を失っていた。]
…………え?
[そこは先程まで居た場所とは、まるで違う場所。
薄暗い部屋。窓から見える空は灰色で、時間の感覚も狂ってしまいそう。]
……え? ええ? さっきまで外に……いや、そうじゃなくて。
……………どういう、こと、なの?
[ただ呆然と立ち尽くす。]
─何処か・PCのある部屋─
んっ…、
[いつの間にか寝ていたのか定かではない、寝ている、目が覚めた、だから今は起きる。
辺りを見回すと見慣れない光景、灰色の部屋]
ここ…どこ…?
[誘拐された?まずはじめに頭に浮かんだのそんな言葉、
部屋を見回し質素なドアをひねる、難なく開いた。]
ちが…う…?
[誘拐した相手をここまで自由にしておく相手はいないだろうし、眠る前の記憶を探り]
確か、家庭教師の先生が来て、向かって…、
[確認をするように言葉にだし、けれどもその先のことは思い出せなかった]
[ぐるっと回り、見回してみた。
近くに居るのは、さっきまで話していた二人。
それ以外にも、人の姿が見えて]
……って、あ、あれ?
なんで、ゆっきーが転がってんの!?
[目に入ったのは、全然違う場所にいたはずのクラスメートの転がる姿]
えー……これって、一体……なに?
─薄暗い部屋─
[瞬きを繰り返しながら周囲を見回すと、知った顔、知らない顔がいくつか見えた。
その中で目立つ、機会の光。
その傍に歩み寄るのは見慣れた従姉の姿]
…綾姉?
連絡つかないと思ったらこんなところに…。
てゆーか、ここ、どこ?
[綾野へと近付きながら声をかける。
返る言葉が無いことに不思議そうに視線を向けると、綾野が蒼褪めた顔をしていた]
お嬢様 涼が時計を進めました。
[予定より早く調べものは済んだ。
やはりオフ会を冷やかして帰ろうと、荷物を片付け立ち上がったところまでは覚えている]
…あン?
[けれど図書館の窓には、こんな鉄格子が嵌ってはいなかった]
つーか、何ここ。
こんなとこ、知らないんだけど…
[女性に近付くシスター服に視線を遣って、それから似たような言葉を発する面々を眺める。
中には先程喋った2人もいた。]
…。
[更にもう一つ、同級生の姿を見つけて、反射のようにキャップを深く下ろした。]
[とりあえず、転がっているのに近づいて。
頭をぺしぺし、としてみた]
おーい、ゆっきー。
ゆっきーってば、起きろーっ!
[気絶してるだけみたいだけれど。
とりあえず、このまま転がしとくのはあんまりよくない、と思ったからとにかく起こそうと]
[蒼褪めた顔の綾野は光を放つ機械──パソコンのモニターにくぎ付けになっていて。
それに倣うように自分もモニターへと視線を向けた]
……は?
なに、これ。
[目に入ったのはいつも見ていた文章。
「Lupus in Giapponese」でゲームが開始された時に表示されるもの。
思わず、なぞる様にしてその文章を声に出して読んだ]
…ね、ねぇ、綾姉。
これも、オフ会の、趣向?
[その割にはここに居る人数が少ないのだが。
困惑した表情で綾野を見やるも、彼女は蒼褪めたまま首を横に振るだけ]
…ん。
[床の冷たさに、徐々に意識が呼び戻される。
本名に近い名を呼ばれ、瞬いて。
寒さを嫌がるように身を起こそうと。
したらぺしぺし叩かれた。]
って…。
………水無瀬?何でお前、ここに。
何だ、俺。いつ寝て……。
[状況が読めないのは、寝起きのせいだけではなさそうだ。
半身を起こすと少し頭が痛んだ。
くらくらする視界を抑えるように、片手でこめかみを押さえ顔を歪める。]
…家じゃねぇ。
何処だココ?
[とりあえず水無瀬に尋ねるような視線を向け。
ついで辺りを見回すと、瑠衣含め他複数人が居ることは分かったが。]
/*
文章、どれ使えば良いのか、分からなかったよ!
誤魔化し誤魔化し。
何かあきかさんの邪魔した気がしないでもないけd
ごみんね。
[たどることのでない記憶をさぐろうと呆然としていると、
軽い何かの感触を頭に一瞬感じて、はじめはそれをなんだか理解ができなかった、少し考えて声のようなものだったと結論にいたると]
え、なに?
誰か…いるのかしら…?
[あたりを見回すが誰の姿も見えず、とっさにかぶったお嬢様の仮面を脱ぎ]
空耳…?
[それらの言葉はかけられた声を意識してのせいか無意識のうちに異質な言葉としてあたりにかけられていた]
[呆然とする頭に突如響くのは、声でないコエ。]
……え? キミたち、だれ?
[思わず漏らした言葉。それも意図せず声なきコエに。]
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