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そして、物語は動き出す。
目覚めたものが何処へ向かうか、それは一人一人の思うがままに。
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が1名、霊能者が5名いるようだ。
占星術師 クローディアが「時間を進める」を選択しました。
『エマジェンシー、エマジェンシー。
中央地域にて殺人事件が発生。
PSMの存在が確認されました。
また、街の各所にも同様の事件が多数発生しております。
メインコントロールの権限を発動し、特例措置をとります』
[突如響く緊急事態を知らせるアラート音]
『皆さんには武器を支給します。各自対応をお願いします』
[そして次に続いたそれは、普通では考えられないような決断だった]
うん、おかーさん着てくれるって。
パトラッシュのおかげだよ。
[鳴き声に答えるようにしてから]
ふぇ?そうなの?
[レッグの返答には驚いた後]
でも、そんな仕事ができるだなんてすごい。
─ 街中 ─
[少女の迎えが来るまでは傍に。
そう考えていたのだが、鳴り響くアラート音>>#0に耳と背筋がピンと伸びた]
わん!
[大変だ、そんな様相にも聞こえる鳴き声を上げ、お座り状態から四肢に力を込めて立ち上がる。
警戒の色を見せているのは明らかだった]
ふぇぇ…
[すぐ傍のパトラッシュが警戒するようにし、さらに周りがざわめく様子なのもあり不安げな様子はどんどん増していく]
どうしたの……?
[何かよくないことが起きていることはわかったが、
放送の意味はほとんど理解しておらず、
レッグの様子も合わされば不安はどんどん募っていくばかりだった]
─ 街中 ─
[唐突な放送は、道行く人々にも混乱を与えており、ざわめきが周囲を押し包んでいる。
今の所、近場で大きな混乱が起きているようには見えない──が]
(……つか、PSMっつった? マジかい……)
[裏通りで仕事をしていれば、良く拾う単語。
それが表に出てきた、というのは相当な事のはずで]
ああ……どーやら、良くない事が起きちまったっぽいね。
カレンちゃん、おかーさん、まだこれそうにない?
[情報を拾いに行くべきか、とも思うのだが、緊迫した状況に少女と犬を放り出して行くのはやっぱり気が引けた。
こんな所が、軍属続けられなかった理由のひとつ……とは。
当時の関係者でもなければ知らぬ事だが]
早くカレンのおかーさん探さなきゃ。
ああでも俺、顔わかんないよー!
ご主人のところに戻らなきゃいけないのにー。
─ 街中 ─
くぅんくぅん
[犬は忙しなく辺りを見回す。
少女の迎えが来ていないかの確認と、周囲がどんな状況に変化しつつあるかを確かめていた。
家に戻りたい気持ちも多分にあったりする]
きゅーん
[けれど少女を置いていくことは出来ず、その場から駆け出すことはない。
困ったように耳がペタリと寝た]
/*
わんころと思考がかぶっとるwwwww
しかしあれだな、これ、気ぃつけんと保護者ルートまっしぐらですかい(^ ^;
それ自体はわるかないんだけど、動き狭めんようにせんとなー。
[レッグやパトラッシュの様子に不安そうにしながら、
端末をとりだすと、なれない手つきでぴこぴこと操作し始める]
おかーさん…しばらくこっちこれないって……
[騒動のせいで来るのが難しいらしい。
周りに目をやれば、たしかに騒がしく、我先に逃げようとする人とか、急いでどこかに連絡する人とか、怒鳴り散らす人とかいろんな人の姿が見えた]
ふぇぇ…どうしよう……
[不安そうに見たのはパトラッシュの方で、ぎゅっと一度*抱きついた*]
― 雑貨屋 ―
お、綺麗なお姉さんに褒められた。ありがとうー。
[>>8歩く広告塔以上に異人ですよとアピールしながら歩くのに他意はない。ただ単純にこのお面気に入ったからという理由だったりする。
名前を知らないお姉さんには褒められたと解釈して気分よく手を振ったが、それも警告アラームによってすぐ消えた。
仮面の下の表情は見えないが、首を巡らせたりと俄かには信じられない様子をこちらも隠す事はない。
自分一般的な宇宙人なだけで、別に荒事得意なわけでは無いのだ。]
殺人事件?ってのはまぁそんなに珍しい事でもないけど…。
PSMって何だっけ?
[ペンを握りしめたまま首を傾げていたが、とりあえず緊急事態というのは>>12落ち着いた様子のエリカに促されるようにして理解できた。]
[荒事とは無縁に生きてきた自分に、武器など扱えるのか。
武器はどんなものを渡されるのか、どこで支給されるのか。
一体なにが起きているのか。
尽きない不安に、手を強く*握りしめた。*]
─ 街中 ─
[不安そうな少女に追い討ちをかけるように、彼女の母親は迎えに来れなくなったようで。
抱きついて来る少女>>13に対し、犬は不安を拭おうとするように頭を擦り付けた]
くぅん
[それから一度青年を見上げ、再び少女へと視線を戻し。
かぷっと少女の袖を軽く噛むと、どこかに連れて行こうという仕草を見せる。
ひとまずこの騒がしい場所から少女を遠ざけるべきだと考えたようだった]
─ 街中 ─
……ったぁ……まあ、この状況じゃ、動き制限されちまうのも無理ねぇ、か。
[カレンの返事>>13に、ため息一つ。
これはいよいよ持って、放り出せなくなったか、と。
そんな思いも込められていた]
こーなっちまうと、仕事どころじゃねぇしなぁ……。
とりあえず、お役所判断に従うか……。
[とはいえ、武器は支給されるまでもなく、常に愛用の物を持ち歩いてはいるのだが。
役所判断に従うなら……というのは、ちょっとだけおいとく事にした。
今は、カレンを落ち着かせる方が先、とそう思ったから]
……とりあえず、だ。ここ、騒がしいし、も少し静かな場所、行こか。
わんころも、行こうっつってるみたいだし。
[どうやら同じ結論に達しているらしいパトラッシュの様子>>17を見つつ、カレンに移動を促す。
もっとも、この状況では静かな場所など限られるのだろうけれど。**]
/*
……どーでもいいことに今気がついたんだが、オレ最年長なのか!
初回吊り持ってけるかにゃー。
動き次第だとは思うが……庇護方向に行ってしまうと難しいんだよなぁ。
ま、とにかく。
ねよ。
まだ本調子でないのは確かだし、な。
― 雑貨屋 ―
[こんな事態の最中ではあるが、一般的に綺麗と認識される女性2人の傍は居心地良い。
その辺の感覚は一般男子と変わりない。マイナスイオン出てるから、と理由はややズレ気味だが…。
珍しいといわれると、>>20んー、と言葉濁しながら。]
ああ表通りじゃ珍しいけど。
殺人事件自体は別にそうでも……って、まぁいいかそういう事は。
[明るい話題じゃないので、賢明にもすぐに引っ込める。]
ああ、PSM、何かそんなだったなぁ。
大学の奴らが噂してたよーな……って出ただけで非常警報出るもんだったんだ。
[その噂の最中、レポートにヒィヒィ言っていたせいで、認知は若干疎かった。]
え?
[壊れない?の声に、そっちを見ると
同時にばきっ、といい音がした。]
………………ふーちゃん、ごめん。
弁償するわー…。
[ばらばらとペンだったものの欠片が落ちる。
指が一瞬、ビリリと震えるような動きをみせて触手に変わったが、ほんの一瞬だったために残像のように見えただろう。]
─ 街中 ─
おんっ
[少女の袖から口を離すと、青年>>19の言葉を肯定するように鳴く。
二人をそれぞれ見詰めてから、ついて来いと言わんばかりに歩き始めた。
少女の動きが鈍いようなら、背中に乗せてでも移動させようとすることだろう。
子供一人乗せるくらいだったら、移動にも支障は無い]
─ →自宅 ─
[犬が足を向けたのは、中央部から離れた、西のエリア。
中央部と研究基地の丁度中間辺りにある場所へと向かい、とある家へ入ろうとした]
わふわふ おんっ
[二人を振り返り、ここだ、と言う様に鳴く。
それは犬が住まう場所、正しくは飼い主の家だった]
あおーん
[遠吠えのような鳴き声は、奥に居る飼い主へ知らせるもの。
少女ならば、ただいまー、と言っているのが分かることだろう]
ここ俺んちね!
向こうよりは静かだし、室内の方がカレンも休めると思うんだー。
ごっしゅじーん! ただいまぁー!!
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