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次の日の朝、占星術師 クローディア が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、警察官 パトラッシュ、執事 ジョエル、奏者 マイルズ、メイド エリカ、研究生 ノブ、小説家 アヤメ、学生 レッグ、司書 ナターシャ の 8 名。
[着替えぬままアコルデ家を出ると、玄関先で一度左胸の下を押さえる。
上着の上からでも分かる銃の感触に翠を細めた]
……身を護る場合は止むをえまい。
[大きな混乱に便乗して起きる犯罪に巻き込まれないことを願いながら、住宅街の中を歩いて行く。
まずは通りに沿えば辿りつく交番へ向かうことにした]
─ →交番─
―交番―
[それは突然の入電、後輩からのものだった]
「パト先輩、大変っす。集会場前に早く!
部長も……ブツリ」
[背後では喧騒、怒号、人々の争いあう音、銃声なども聞こえていた。
その通信はすぐに切れてしまった。
ただならない事態になっていることだけはそれだけでも理解できた。
小型の機械は懐に、腰に下げたリボルバーを確認してから集会場へ向けて駆け出した]
―交番―
[交番を飛び出してすぐに、ジョエルの姿が見える]
ジョエルか?
すまないが緊急事態のようなんだ。
要件があるなら手短に頼むっ!
[その様子からこちらがあわてているのが伝わるだろうか?]
─アコルデ家・ダイニングルーム─
ですよ、ジョエルさんの夕飯は、ぼっちゃまの後なんですし。
折角気遣ってらしても、態度が示さなかったら伝わりませんよ。
[それこそジョエル本人みたいにと、余計な一言も付け加えながら。
本人が居ないところでのやり取りも、そう普段と変わらない事だったり。]
─交番─
[慌てている様子に足を速めてパトラッシュの傍へと行き]
用と言う用では無いのですが…。
今回の隔離が解放される目安が分かるかどうかをお訊ねしたくて。
……何かあったのですか?
[自分が訊ねたいことよりも気にかかるのは、パトラッシュが急ぐ訳]
─アコルデ家・ダイニングルーム─
はい、はい。
私は特に、考えがわからない、って言われてる方ですしね。
……でも、本人みたいに、というのは、ねぇ。
あの領域には、私ではたどり着けそうにありませんよ。
[返す言葉も、冗談めいたもの。
そんなやり取りの間にも食事は進み、やがて、皿は綺麗に空になる]
ごちそうさまでした。とても、美味しかったですよ。
[にこり、と笑って告げる言葉は、その時は常と変わらぬ明るさを帯びていた]
―交番―
目安か、すまないが俺にはわからん。
こっちでも過去のデータ、とはいっても内部残ってるだけの分だが、調べてもたいした情報はでなかった。
[何が起きたかの尋ねられると、少し迷ってから]
集会場にいる後輩から入電が入ってな、急いでくるように伝えてすぐ切れてしまった。
[一度間を空けてから]
後ろで争うような声や音が聞こえていた、何かがあったのだろう。
今から俺はそっちに向かうところだ。
[隠して余計な混乱をまねくよりは、ジョエルなら大丈夫だろうと説明をして、足はすぐにでも集会場へ向かいたさそうにしていた]
―――――始まった。
[ぴくりと、伝わったものに、『私』が顔を上げる。]
始まった、始まった!
[興奮隠し切れない様子で、『私』が楽しげに笑う。]
さあそう簡単に死なないで、いいこの私。
早く思い出して、私を見て…。
[呟くと同時に、彼から開始の合図が届いていた。]
ああ―――ええ、わかっているわ。わかるわ。
だけど私が手伝えるまでには、もう少し時間がかかるの。
だからそれまでくれぐれも―――気をつけてね。
[そう彼に告げると、すぐに回線を切った。彼のことは、もうどうでもよかった。]
―住宅街・自宅―
[部屋に籠ってから一時間程たっただろうか。
かち、と音をたてて表面のパーツを填める。
センサーがちかちかと点滅した後、青色に変わった]
ん、かっこよくなった。
[カスタムを終えた掃除用ロボは手を離れ、部屋をくるくると動き回った。
以前よりもスムーズになったその動きは、自我や感情を持つようには作られていない機械であれど、なんとなく嬉しげに見える。
満足気にそれを眺める耳に、集会場の喧騒は未だ遠かった]
─交番─
そうですか……。
[分からないと言われると、考えるように顎に手を当てる。
それなら市役所の者に、と考えたが、続くパトラッシュの言葉にその思考は途切れた]
集会場で、ですか?
……よろしくないことが起きているようですね。
お引き留めしてすみません。
どうぞパトラッシュさんはそちらへ。
[集会場へ向かいたそうにしていることに気付き、謝罪を紡いで頭を垂れ。
気にせず向かってくれと相手を促した]
─アコルデ家・ダイニングルーム─
領域…。
[主の物言いに小さく笑む。ふとジョエルの顔が思い出されると、笑みは穏やかに深くなった。
そうこう気を紛らわしていれば、主の食事は終わって。]
はい、ありがとうございます。
それじゃ、片付けますので――――
[そう言いかけた矢先、外の方から何やら物が壊れる音がした。続いて、人の声、ざわつき。
雑音の中に、悲鳴が混じったのは、そのすぐ後。]
………どうかしたのかしら。ちょっと見てきます。
[言うと同時に、外へと一人向かっていった。]
―交番―
[ジョエルの言葉に頷き]
すまないな、ジョエルも気をつけるんだぞ…、
マイルズさん達にもそう伝えておいてくれ。
[ジョエルにそういい残して集会場へとかけていった]
─アコルデ家・ダイニングルーム─
[他愛ないやり取りで気が紛れたのも、束の間のこと。
片付ける、というエリカの言葉を遮るように聞こえてきた、音]
……今のは……。
[音楽を生業とする身、耳は良い。
故に、物音が何か、を察するのは早かった]
何か、騒ぎが……と、エリカ!
一人では、危ないかも知れないですよ!
[言うと同時、外へ向かう様子に慌てて呼び止めるものの、届かず。
ここにいても詮無いか、と自分も後を追うように、外へと]
―回想・ノブの家―
おかえりんさい。
[玄関を視界に収めた所で扉が開いた]
あちらさんはまだ終わってなかったのか。
了解ですよっと。
[座っていた場所に戻り、今度こそニュースの画面を見る]
ああ、一応何かお知らせとか流れてたりしねーかなと。
端末で集めてもいいけど、まだパンクしそうな流れだろし。
でも意外と普通の報道主体であんま収穫無し。
[先輩が疑問符を浮かべてるのには答えない。
詳しく説明しても混乱をきたすだろうという経験上の判断]
―ノブの家―
ん?
[奥の部屋へと向かう家主を振り返る]
ああ、ラジャ。
爆発とかはさせないでくださいよーっと。
[袋の中には見覚えのある部品が幾つか見えた。
冗談交じりに返すと再びニュースの画面へ顔を戻した]
―集会場―
[集会場に近づくにつれて血の匂いが濃くなっていくのを感じる。
心臓が早まるのは走っているせいだけではなく、やがてまばらに倒れる人々の姿が見える。
あたりにはおびただしい数の血痕、倒れる人の反応はなく一目で死んでいることがわかるようなものも多かった。
集会場に近づくにつれてその数は増えていき、中で一人こちらに気づいたのか震える手を向ける者がいた]
おい、大丈夫か?
[問いかけると、かすれるような声で暴動がおきたことを伝えられ]
そうか……
[すがるような目でこちらを見られ、助けれくれとその言葉を最後にぐったりとして動かなくなった。
集会場にたどりつくとそこには、元は市民だった者達が何人も転がっており。
すでにここでの騒動は治まったのだろうか、争うように動く者の姿はいまのところ見えなかった]
ほかの場所が……危ないかもしれないな…
─交番─
ええ、そちらもお気をつけて。
[主の名を出されれば承諾するように頷いて。
駆けて行くパトラッシュの後ろ姿を見送る]
……争うような声や音。
確か市役所から派遣された者は集会場に居たはず…。
しかし行ったら邪魔になるな。
巻き込まれるのもごめんだ。
[軽く眉根を寄せ、集会場へ向かうことは諦めた。
一度戻ろうと踵を返す]
―住宅街―
[マイルズの言葉は、聞こえてはいたがそれよりも、外の様子が気にかかった。
何かあったらすぐに、マイルズを守らなければならない。そのためにも知る必要がある。
玄関の扉を開けて、外へと出ると。]
……え?
[一瞬、何が起こったのか―――目を疑った。
少し離れた所に炎が上がっていたからだ。]
か、火事!?
え、だって、建物が燃えるなんて事、ずいぶん昔の話じゃ…
[燃えやすい建物など、よっぽど古い建物でない限りあまりないはずだ―普通の炎なら。
炎をよく見ていたら、すぐその傍に、人の影があった。]
!?危な…なんであんな所に人が―――
[ぎちと、脳に直接感じる違和感。
人影は、すぐにどこかに消え去ったが、炎が消える事はない。
悲鳴はそちらの方から止むことは無く、むしろ酷くなり続けていた。]
―住宅街・自宅―
ばくはつさせるわけないじゃんねー。
[部屋に籠る直前の後輩の冗談を思い出して、1人文句を言ったり。
早速仕事の為に部屋から出て行くロボットを送り出して]
あ、そういえばみてなかった。
[目が向くのは殺風景な部屋の隅、放置されていたもう一つの袋。
引き寄せて口を開け、ひっくり返す。
中から転がり出てきたのは掌に収まるサイズの銃器。
やや遅れて取り扱い説明書が落ちてくる。
銃器を手に取り、ひっくり返したりなどしてまじまじと眺めた]
……え―と、ビーム銃……かな。
WT-53……って、けっこうあたらしい型だったよね。
[銃器自体にはそこまで詳しいわけではないものの、刻まれた型番号を見てやや興奮した様子を見せる。
説明書と銃器を見比べながら、また暫しの時を過ごした]
─回想・集会場前─
すいませーん、台車かなにか貸していただけますか?
…─あ、いいですか?ありがとうございます。
それじゃ明日…ううん、後で返しにきますから。
えぇ、今日中に。
[台車を借りにいくと、返しに来られるのは何時かと問われ。
アヤメの家に行くとは言ったが、長居はしないだろうと思い自宅に帰りがてら返しに来るつもりでそう返事をして。
台車は無事貸し出してもらえ、すぐにアヤメの元に戻って]
お待たせしました、それじゃ行きましょうか。
それにしても、こんな大きいの渡されても困っちゃいますよね。
もうちょこっと気配りしてくれてもいいのに。
[台車を借り、アヤメが支給された袋を乗せる。
それを押して、アヤメの家に向かう為歩き始めた。]
─回想・了─
―ノブの家―
[それは集会所の中継が流れて出してすぐだった。
唐突に響いた銃声と悲鳴。
騒ぎとなっているらしき一角を映し出した直後に、ガクンという衝撃が伝わってきそうな勢いで地面へと落ちていった]
先輩っ。
何か集会所の方がトラブったらしい!
[画面はその数秒後には砂嵐となって、驚きを隠せないままのキャスターが謝罪をしながら無理やり次のニュースへと繋げていった]
俺、ナターシャさんたち迎えに出てみるわ!
[反応を確かめる前から、外へ出ようと玄関へ向かった]
─住宅街─
[やや遅れ、たどり着いた玄関。
開いたその向こうに見えた景色に、言葉が失せる]
な……!
何故、火が……。
[とっさに浮かんだのは、その言葉。
耐火耐震、あらゆる災害を想定して造られたはずの建物が燃えている、という事実は、俄かには信じ難く。
知らず、その場に立ち尽くしていた]
何が……起きて……。
[聞こえてくる悲鳴も、どこか、遠く思えるが。
大気の運ぶ異臭は、それが現実のものと知らしめるかのようだった]
─集会所→アヤメの家の途中─
[それに気付いたのは、どちらだったろうか。
後ろの方が騒がしいように感じ、振り返る。]
─……え…?
[喧嘩だ。
遠く後ろにあるその光景を目に入れた瞬間そう思った、が。]
う、そ。
[人が、撃たれて。
ゆっくりと、倒れるのが、見えた。]
―住宅街・自宅―
そういえば、アヤねーさんまだかなぁ。
[一通り見終えてから、銃を懐にしまう。
ふと隣人の名を口にしたとき]
あれ?
[銃声、悲鳴。
聞き慣れないそれらは居間のテレビからのもの。
同時に後輩の声が響いた]
え、ちょっとレッくん!
[驚いて呼び止めようと部屋を出たけれど、声は届いたかどうか]
─交番前─
[住宅街へ向けて足を踏み出した時だった。
後ろから右肩を掠め光が前方へと飛んで行く]
………!
[常の無表情もこの時は崩れ、驚きの色を示した。
左手で右肩を押さえ振り返れば、そこには銃器を構えた人物が一人。
全身が震え、恐怖に駆られていることは一目で分かった]
見境なし、か…。
……そっちから手を出したんだ、死んでも文句は言うなよ。
[こちらの声は耳に届いているのか。
怯え叫びながら相手は光線を乱発して来る。
ち、と短く舌打つと、右手を上着の中へと滑り込ませた。
懐の銃はリボルバーであるため6発しか装填されていない。
ほぼ無尽蔵に近い武器相手に限られた弾数での応戦。
タイミングを計る必要がある]
(精度が低いのが救いかな)
[こちらを狙っているようでそうではない射撃を避けながら相手の隙を探る。
懐から大型のリボルバーを引き抜き、相手の手を狙い、まず一発。
動きが一瞬止まった隙を逃さず、心臓目掛けてもう一発撃ち放った。
二発の銃声が鳴り響き、一拍の間の後に襲撃者は地面へと倒れる]
―住宅街―
[どこか呆然としていたが、すぐ後に出てきたマイルズの声に我に返る。]
ぼっちゃま!とにかくここから離れないと!
あの火、何か変ですし…いつここにも来るか分りませんから。
どこか広い所…そうだ、公園の方にいけば…
[そう言うと、主の手を取り、軽く引いた。]
─集会場→アヤメの家途中─
[良く見ればそんな光景は一つではなく。
目を凝らせば、既に何人か倒れているのが見えた。
思わず、喉から叫びが漏れ出そうになり、口を押さえる。]
あ…アヤ、メさん…
逃、げ…逃げましょう、早く!
[固まっている暇はないと、そう思った。
アヤメの手を引いて走ろうとするが、彼女はどうしたろうか。
ともに走るなら手を繋いで逃げるが、走れないようなら彼女を引っ張るようにして逃げようと。]
―住宅街―
[先輩の声は届いたはずだが、静止するまでは至らず。
来た道を戻るように住宅街を走ってゆく]
ラッシュの言うとおりだったな。
余計な武器があると…いや。
これがPSI緊急事態ってことになんのか。
[中継画面に映った光景。
まだ幼くすら見える少女が両手に銃を構えていた。あの画面の流れ方はつまり、撮影者が撃たれ倒れたということだろう]
…信じらんねー…。
[口元を押さえて低く呟く。
理解はしている。本当は「信じたくない」の方だった。
用心のためと上着の下に吊っていた銃も片手に下げて]
─住宅街─
[我に返ったエリカに手を取られ、今度は自分が我に返る。
数度、瞬いて周囲を見回す。
確かに、あの火は常のものとは思えなかった]
……離れる、のは構いませんが。
どうやら、護身の術は所持した方が良さそうですよ。
支給品、持ってきますから、少しだけ、待っててください。
[あまり持ちたくない、などと悠長な事を言ってはいられない。
そう、思わせるだけの状況が、目の前に広がっていた]
―住宅街―
あ。
[そういえばその物の存在をすっかり失念していた。
とはいえそこはサイボーグ。銃が無くとも何とかなるのだが。]
…私も取ってきます。玄関で待ってますので!
[そう告げて、こちらも荷物を置きっぱなしの台所へと急いだ。]
─交番前─
…チッ、2発使っちまったな。
予備のカートリッジ置いて来たってのに。
[残りは4発。
この調子で何かしら騒ぎに巻き込まれてしまうとしたら、かなり不利な状況に陥る]
補充は集会場の端末から、だったか。
取りに戻った方が建設的、かな。
[騒ぎが起きていると聞かされた場所へ向かうのは勘弁、とばかりに足は住宅街の方へ]
―住宅街・自宅前―
[玄関の外まで出たけれど、既に後輩は走り出してしまった後らしく、姿は見当たらなかった]
もー……
なんだよトラブルって。
[未だ事態を把握できないまま、頭を掻いて]
……あれ?
[ふと一点に目が止まる。
住宅街の一手から煙が、否、火の手が上がっているのが見えた]
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