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シスター ナターリエ は、修道士 ライヒアルト を占った。
次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、研究生 エーリッヒ、下男 アーベル、バーテンダー エルザ、シスター ナターリエ、双生児 エーファ、商人 ゲルダ、小説家 ブリジット、薬師見習い ゼルギウス、双生児 フォルカー、流れ者 ヴィリー、修道士 ライヒアルト、神父 クレメンス の 12 名。
―浴室―
[アーベルが入ってくると、一寸の間動きを止める。>>1:531]
……ああ。掛けていませんでした?
うっかりしたな。
[苦笑しながらケープを羽織る]
ええ。まだ身体を拭くだけにしておけと言われたので。
寒くはなかったから、その方が気持ちよくて。
体調はもう大丈夫ですよ。
[ぬるい湯ではなく、冷水を使ったのだけれど。
わざわざ訂正することもなく曖昧に頷いた]
では、お先に。
[軽く頭を下げながら浴室を出た]
/*
何故、譲りありなのか。
素村だからです。
霊能さんがやりたい、とゆーなら引くのよ。
縁故だからやりたい、というのが主体だからねぇ。
―→一階・広間―
[なお続けようとする妹の言葉は自分が広間に入ることでさえぎる形になった。
団長の様子が見えて、後ろを見ると強張った様子の妹に気づく]
エーファ…、とりあえず椅子に座ろう。
[そう促して皆からは少し離れた位置に座ることにした]
─広間 暖炉傍─
いやさ、満月が2回訪れる月には特別なカクテルを用意する、ってところが前にあってな。
それに倣って満月だけはチェックするようにしてたんだよ。
月の始めが満月だったら、その月の終わりにまた満月が来るからな。
んで、確か村に帰って来てからチェックしたんだよ。
なんだけど、その見た日の月がどのくらい欠けてたか忘れちまった。
そこが分かれば逆算出来たはずなんだが…すまねぇ。
[チェックするっても結構大雑把だからな…。
器具使わないで目視だけだし。
言葉にしたは良いが何の役にも立たなかった気がして、オレはエーリッヒ>>1:524にもう一度済まなそうに謝った。
この説明はもちろんゼルギウス>>1:528にも聞こえたはず]
え? あ、あー……。
[急にブリジット>>1:533に謝られて、オレは一瞬目が点になる。
えーと? オレ何かしたっけ、この人に。
少しばかり考えて、さっきのことかとようやく思い当たる]
ん、やぁ、アンタが謝ることじゃねぇだろ。
アンタが粗相したわけじゃねぇし。
[オレは暗にアイツが悪いと言ってやった。
……ああそうか、この人アレの雇い主なんだっけか。
こりゃ余計謝られるかな。
そんなことを考えていたから、幸いなことにヴィリーのあいの言葉>>1:534は耳に入らなかった]
や、ブリジット。
エルゼさん…の間に何かあったのかな。
[いきなりやってきて謝罪>>1:533をしたブリジットにいって、とりあえず座ったら?と、手で促しつつも、視線は自衛団員が去った後を見た。]
―一階・広間―
……うん。
[フォルカーに向ける表情は、尚も心配そうではあったが]
[それ以上は問わず、彼女の隣へ]
[団員や団長、それとは別に交わされる会話]
[落ち着かない様子で、目をあちらこちらに向けた]
リエルも普段は思ったりしない。
けれど抑え切れなかった。
そうか。
[もしこのままでいて。
その衝動を向けたくない人に向けてしまったら?]
俺も、落ち着きたい。
[艶めいて聞こえる聲に口元を緩める。
一旦は、というのは聞こえていたけれど聞こえていない。
どちらにしても意識はそれまでの思考を超えて、今この渇きを癒すことへと集中し始めている]
誰かを喰らってでも。
[囁きも、それまでとは一線を画した甘いものを含んだ]
[問いかけに、団長の眉が更に深く寄ったのは、呼びかけ方のためか。
召集の理由を聞かされてから、爺様、と呼ぶのは止めていたから。
いずれにせよ、問いへの答えが返るのには、しばし、間が空いて]
……え?
高波が来そうだから、警戒のために他の団員全員返した……?
[告げられた事態に、眉がきつく、寄る]
いや、監視が一人だけだから逃げるな、って言われても。
……この風の中、外に出るとか。
その方が、よっぽど危険だと思うぜ、俺……。
[どこまでも厳しさを失わない物言いに。
思わず、呆れたような声がもれた]
─広間・暖炉傍─
[エルゼに謝っていたから、団員が入ってきたことには気付かなかったけれど。>>1:530
出て行く音には気付き、そちらを向けば自衛団長の顔がまた更に険しくなっていて何かあったのかしら、と困惑の表情を浮かべた。
エルゼからあんたが謝ることじゃないと言われた>>5ものの、でも、と言いかけてゼルから問いかけと共に席を勧められて。>>6
あ、と声をあげてゼルとエーリッヒにもお邪魔してしまって、と慌てて謝った。]
私が、というか…
その、エルゼさんに嫌な思いをさせてしまったから。
[ゼルに勧められた椅子に素直に座り、ありがとうと言ってから申し訳ないという表情でぽつと。]
ま、俺の家がかなり特殊でな。
朱の花の痣持ちが生まれやすい家系らしい。
あとは、コネって所か?
[と、嘯いてみせる。
今回と同じような事から出会い、失っただけだというのに。]
/*
家系なのかよwwwwwwww
と、突っ込みたい所だが。
……銀色さんと、機織さんの事を考えると、笑えん……。
つか、とりあえず、描写だけは容易せんとな。
―広間・カウンター―
[自衛団長へと向ける眼差し。
その視界にエーリッヒの姿>>7が映りこめば
カウンターに置いたグラスと瓶に向き直り
軽く頬杖をついてゆるく目を細める]
――…飲むなら湯浴みをしてからかしら。
[浴室は一つだけだった気がする]
んー……。
[タイミングが難しそうだなんて思いながら小さく唸った]
じゃあ、誰か喰らって来ると良いよ。
そうだな、団長辺りが丁度良いんじゃないか?
ここにオレらを押し込めた張本人だし、年くってるから捕らえやすいだろ。
[今までと違う囁きが聞こえて、オレは少し愉しげに笑む気配を載せた。
やーっぱ逆らえないよなぁ。
団長を勧めたのはこの先を考えての事でもある。
どうせ『場』が崩れなきゃこの衝動だって消えないんだ。
オレ達が生きるためには、上手い事隠れながら他の奴らを喰らって行かなきゃならない。
喰らう相手によっては、隠れ蓑を失う可能性もある。
団長だったら、そこそこ周りからも恨み買う形になってるだろうし、隠れ蓑を減らす危険性も少ないから手頃なんだよな、この中では。
まぁ初っ端からエーリッヒが隠れ蓑から脱落することになりかねないんだけど。
他を考えたら少ない方だろ]
少なくとも俺が無理というレベルはある程度高くないとならないよ
とはいえ無理するきなんてさらさらないけどね
[とエーリッヒ>>7に応える。
時には自力で薬草をとりにいく、なんてことするため体力もあって、そして慌しい自衛団員の様子を聞きに行くのをとめずに見送った]
―浴室→広間―
[鉢合わせたらというアーベルの意見には同意しておいた。>>9
誰にとつかない忠告には深緑を細めて、言葉は返さなかった]
目をつけられたら、怖いな。
[廊下に出てから小さく呟いて、広間までまっすぐ戻る。
エーリと自衛団長の会話が聞こえてそちらを見た]
いやな思いってーと…そっか。
[思い当たる節は、まあ多分あれだろうぐらいには浮かぶ。]
昔、俺なんてエルゼさん真面目に女性と勘違いしたことあるから、それぐらいならきっと大丈夫だ。
[いや、どんな間違いしたかまではしらないが、多分自分より酷くないだろうと予想をつけつつブリジット>>12へという。
少なくとも悪気があったりした行為はないだろうと思っているわけだ]
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