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助教授 ハインリヒ は 団長の孫 イレーネ に投票した。
団長の孫 イレーネ は 村長の息子 フォルカー に投票した。
青年 ユリアン は 団長の孫 イレーネ に投票した。
自衛団員 ダーヴィッド は 村長の息子 フォルカー に投票した。
村長の息子 フォルカー は 団長の孫 イレーネ に投票した。
神学生 ウェンデル は 団長の孫 イレーネ に投票した。
団長の孫 イレーネ に 4人が投票した。
村長の息子 フォルカー に 2人が投票した。
団長の孫 イレーネ は村人達の手により処刑された。
村長の息子 フォルカー は、団長の孫 イレーネ を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
訪れたのは、夜明け。差し込む光に、人は何を思うのか。
名前 | ID | 生死 | 役職 |
---|---|---|---|
自衛団長 ギュンター | master | 死亡 | 村人 (村人を希望) |
天文学者 オトフリート | tasuku | 死亡 | 占い師 (占い師を希望) |
音楽家 ヘルムート | akIka | 死亡 | 聖痕者 (聖痕者を希望) |
助教授 ハインリヒ | Cadenza | 生存 | 村人 (おまかせを希望) |
団長の孫 イレーネ | rokoa | 死亡 | 智狼 (おまかせを希望) |
修道士 ライヒアルト | みなも | 死亡 | 狂信者 (狂信者を希望) |
旅の商人 エーリッヒ | shuchan | 死亡 | 智狼 (おまかせを希望) |
機織り エルザ | Mey | 死亡 | 聖痕者 (聖痕者を希望) |
青年 ユリアン | S.K | 生存 | 村人 (おまかせを希望) |
自衛団員 ダーヴィッド | t_nuke | 生存 | 霊能者 (霊能者を希望) |
村長の息子 フォルカー | Sol・la | 生存 | 守護者 (守護者を希望) |
神学生 ウェンデル | hishou | 生存 | 村人 (聖痕者を希望) |
酒場の娘 ローザ | mitunaru | 死亡 | 村人 (守護者を希望) |
[壁にもたれる。
意識が朦朧としてるのは。死ぬのか。それとも気絶なのかさえわからない。けど、死んだっていい。そろそろ寝たい]
…場はな…人狼がいる限り続く。
その証明が、食い殺すことなら。それがなくなれば大丈夫なんかもな…仮定だ。
[砕けた石は知らず、ただウェンデルの言葉に反応するように、いう。でも、あれ?そうなると、俺死んだらまずくない?と微かに思って]
馬鹿だよ。俺。こんな。生きかた。しか。でき。ない。
[ぱきり、と。
どこかで、何かが、崩れる音が、聞こえた――気が、した]
僕の、やるべきこと、なんて。
レーネがいなかったら、……意味、ない。
[頭の中で響いていた声は、胸の奥で湧き立つ愉悦の感情は、もう、ない。
悪い夢から、醒めたようだった]
もう、
僕を、……ここに、縛り付けるものは、ないから。
[足元で、砕けた赤い石が、音もなく、細かい粒子と化して消えていく]
レーネが、望むなら……………“絶対”、って、思う、なら。
外の世界、見に、行こう。
[宝石の壊れる音。キィン、と頭に響く]
くっ、ぅ……。
でも、ボクはもう、人じゃ……。
[頭に突き刺さるよな音に、左手を側頭部に当てて苦悶の声を漏らす。人じゃないから、と右手を掲げる]
フォルと一緒に居たくても、居られない……!
[金が薄れ、元の縹色が瞳に現れ始める。同時に涙が溢れ、視界が歪んだ。暴れていた深層の意識は宝石の割れる音、何かが崩れる音により、いつの間にかなりを潜めていた]
……それでも。
レーネは、レーネ、だよ。
弱っちい、僕でも、抗えた、んだから。
レーネなら、だい、じょうぶ。
僕は、……レーネを、信じる。
[視界がぼやけるのは、傷のせいだろう。
笑えた、かどうかは分からない。
手を伸ばして触れたいけれど、思うよう、体は動いてくれない。
己の体に突き刺さる、刃が邪魔だと思って――引き抜くと、赤い、赤い、血が溢れて、力が抜けていく。ぐらりと体が横に揺らいで、地に倒れ伏しかける。
獣にとっては甘美な香りは、今の少女にとっては、どう感じられるか]
[場が崩れる。なんて知りもしないが。
フォルカーとイレーネの様から、何かが変わったのだけは理解できた。
これで終わるのだろうか、それともまだ何か必要なのだろうか。
ユリアンの問いには、じろと睨んで。]
あほぅ、大丈夫ってのはこっちの台詞だっつの。
[人狼イレーネを見ても、頭痛も何ももうおこらないが。
そんな事よりユリアンの怪我に顔を顰める。
手近にタオルも何も無い。服の袖で押さえるが手一杯だった。
それで収まるのかどうか。]
俺の方は平気だ。
…まぁ元々衝動ってのか?そんな必死になるほどじゃぁなかったからな…。
婆ちゃんが言ってたけど、俺は男だから上手く出来ないんだと。
だから衝動?も、上手くできないっていうか、来てないのかもな。
[ぽつりと呟くように口にした。]
フォル……ボクは、ボクは─────、っ!
[自分を信じると言うフォルカーを、左手で涙を拭って見やる。途端、フォルカーの脇腹から紅が散り、身体が揺らぐのを見た]
[咄嗟に左手が、右手がフォルカーを支えようと伸び、抱き止める形になる。右手はいつの間にか元に戻り、血の匂いを嗅いでも衝動は起きなかった。イレーネの顔は蒼白、困惑の表情が浮かぶ]
手当て、手当てしなきゃ。
このままじゃフォルが死んじゃう。
フォルが生きるなら、ボクも、生きる。
フォルが信じてくれるなら、抗ってみせるよ。
だから───。
[言葉は嗚咽に一度遮られる。死なないで、ようやく紡いだ言葉はフォルカーにだけ囁くよに告げられた]
んー…無理。
[逆に言われてしまう。大丈夫かという言葉には否定して]
ヘェ…なら耐えれるの…かもねェ…
[衝動についての説明に、凄絶な笑みを浮かべながら、深く息を吐く
血の匂い。それにどう対応するのだろうと見て]
[イレーネに凭れかかる形となりながら、少女の声を聞く。
微かに唇が動いて音を紡ぐ。
――……生きるよ、君が望むなら。
小さく、誓いを囁いた]
[さて、一体何が起きたのか、
当然少年に分かるわけもない。
が、うまくいったのではないかと思えたのは、
イレーネがフォルカーの、あの血のにおいをかいでも、何もしなかったこと。
手が、普通のひとの手だった]
……おわった?
[首をかしげる。
息を吐き出す。
なんだかやっぱりわけがわからなくて、まあいいか、と思った拍子、くらっときた。
床に座り込んで、]
こしぬけた。
[よく考えれば手のひらも痛い。
破片を掴んでいた右手を広げてみて、あーあって顔した]
ぁあ…なんだよ。既に終わった役者がしゃしゃりでるなんてアホくさいと思ってたけど…生きてみるもんじゃねぇかよ。
[大丈夫そうなイレーネの言葉に目を細めて]
ハイン兄さん…?いる…?
[手を伸ばすように求める]
[―――――人狼は退治された。
その知らせが村中を巡り、
村長の命により、集会所の面々が解放されるのはまだ先の事。
護り手の任を外れた少年は、今は、深く深く、*眠りに落ちる*]
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